カポエイラ選手の”危険なパワースラム”が海外でも話題に「正気の沙汰ではない」=12.28猪木追悼興行
28日(水)に東京・両国国技館で開催された『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島』の第三試合で、カポエイラファイターのマーカス・レロ・アウレリオがテコンドー王者・江畑秀範に放った場外投げ、パワースラムが、海外でも「正気の沙汰ではない」と話題を呼んでいる。
【フォト&動画】危険なパワースラムで場外に投げる連続写真、動画も
カポエイラvsテコンドーの異種格闘技対決となったこの試合は、巌流島特別ルールで、寝技は15秒、関節技は有り、場外への転落はありとなる。
試合は1R、ヒザ蹴りを繰り出そうとジャンプした江畑を、アウレリオが肩から抱え上げ、そのまあ場外へ豪快にダイビング。
アウレリオも一緒に落下したが、江畑は危険な逆さまに転落し、立ち上がることが出来ない。そのままドクターストップで、アウレリオが一本勝ちを収めた。
来場していた米ESPN記者が、撮影していた試合映像を「正気の沙汰ではない」と書きツイッターにアップすると、海外でも話題に。「これが反則や失格にならないのは狂ってる」「死ぬ可能性があるよ」とコメントが並び、MMA FightingやBJPENNなど著名なMMAメディアも取り上げた。
またジョシュ・同大会に参戦していたジョシュ・バーネットも驚きの声をあげている。
映像解説者は「巌流島ルールに慣れているアウレリオが経験で勝ったかもしれない」としこの頭からの落下に「かなり危ない。落差がある。テコンドーの技術体系にこういう落下することはない。投げられること自体があまりない中で受け身の対応ができなかったのでは。(スローを見ながら)着地のさいに腕を伸ばしている。変な形で腕をついてしまったかもしれない」と語っていた。柔道やレスリング出身者では受け身で背中から落ちるなど対応できたかもしれないが、立ち技のみの経験者だとこの技の受け身は厳しいだろう。
なお巌流島公式ツイッターでは、試合後に江畑がファイティングポーズを取った写真をアップし「さしあたり大きなケガはなかったとのことです」と報告しており、江畑自身もツイッターで「なんとか大丈夫です」とコメント。大事には至らなかったようだ。
この試合は物議を醸したが、それ以外は豪快なKO、ラストは柴田勝頼が卍固めで締めるなど、話題の多い大会となった。
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