2023/01/17（火）UP
（最終更新：2023/01/18 10:55）

王者・池田（左）に元他団体王者の松谷（右）が挑戦 (C)K-1

　2月25日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.146』の対戦カード発表会見が17日行われ、バンタム級王者・池田幸司（ReBORN経堂）vs元NJKFフライ級王者・松谷桐（ALONZA ABLAZE）のタイトルマッチ他、全5カードが発表された。池田は今回2度目の防衛戦。

　池田は昨年3月に壬生狼一輝を破ってバンタム級王座を戴冠。7月には野田蒼にKO勝利し初防衛を果たした。12月に行われた［K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント］に参戦すると、1回戦でギニアの王者アボモにKO勝利するも、準決勝で石井一成に判定負けした。

池田が右ストレートを打ち抜いた瞬間　KO勝利で初Vを決めた

　対する松谷はデビューからわずか9か月でNJKFフライ級王座を獲得。9連勝と無敗街道を走った。K-1グループには21年9月に参戦し2連勝も、昨年3月に野田蒼に判定負け。しかし12月に判定勝利し再起した。

　中村プロデューサーは今回のカードについて「池田選手は倒せる、KOが生まれる試合というのをずっと体現してきた選手。対する松谷選手は卜部功也選手の所に所属を変え、前回の試合では功也選手を彷彿とさせるファイトスタイルで勝利を収めた」と2人を評価する。

　また「池田選手はK-1カレッジでタイトルを獲ってから、K-1ジャパングループのバンタム級を作ってきた一人。そんなチャンピオンに別の団体でタイトルを獲った松谷選手が挑む図式も面白い」と見どころを語った。

多彩な蹴りで完封勝利の松谷（右）＝昨年12月

　会見に出席した池田は、松谷に対し「RISEからKrushに来てあんまり良い勝ち方をしてこなかったのに、今回挑戦者ということで、Krushはそんなに甘くない。その前に池田幸司は甘くないんで覚悟してください」と王者らしく自信に満ちた物言いだ。

　さらに松谷について池田は「上手さでいったらトップクラスだと思いますけど、勝っても負けても試合中泣いているイメージがあるので、今回は泣かないでもらいたいですね」とプレッシャーをかける。

　対する松谷は池田について「（ハイペースで）試合しているイメージがあって、勝ったり負けたりみたいなイメージがあるんですけど。結構試合して疲れていると思うので、自分がチャンピオンになってちょっと休ませてあげようかなと思います」と王座は渡してもらうとする。

池田幸司vs松谷桐 (C)K-1

　また昨年12月に行われた［K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント］について松谷は「みんな大体強かったんですけど、大体同じくらいのレベルだなと思ってて。自分があそこに出てたら絶対優勝できたな」と豪語した。

　K-1グループ生え抜き王者の”豪腕”池田か、他団体からベルトを狙いにやってきたテクニックの松谷か。

　また今回発表されたカードは以下の通り。

＜対戦決定カード＞　

▼Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
池田幸司（ReBORN経堂/王者）
vs　
松谷桐（ALONZA ABLAZE/挑戦者）
※王者・池田は2度目の防衛戦

▼Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
横山朋哉（日本/リーブルロア）
vs　
ペットサムイ・シムラ（タイ/志村道場）

▼Krushバンタム級/3分3R・延長1R
吉岡ビギン（team ALL-WIN）
vs　
白幡裕星（K-1ジム総本部チームペガサス）

▼Krushウェルター級/3分3R・延長1R
加藤虎於奈（TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO）
vs　
幸輝（インタージム）

▼Krushフェザー級/3分3R・延長1R
岡嶋形徒（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
vs
龍斗（team NOVA）

●編集部オススメ

・”きゅんなK-1美女”菅原美優、練習で”今年一番”の血祭りに！ファンから心配の声

この記事が気に入ったら
いいね！しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight（イーファイト）格闘技情報をフォローしよう！

【Krush】王者・池田幸司がV2戦、元NJKF王者・松谷桐に「Krushも自分も甘くない」ほか全5カードが発表＝2.25