井上尚弥、年内にも4団体統一戦が浮上、五輪銅のWBA・IBF王者アフマダリエフがやる気!
プロボクシングWBO世界スーパーバンタム級1位の井上尚弥(29=大橋)が、WBC、WBO同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)と5月を目標に、日本での対戦に向け合意したと19日に海外報道された。それを受け、英国ボクシングプ興行大手のマッチルーム社のエディー・ハーン代表は、もし井上が勝てばプロモートする五輪銅メダリストでWBA、IBF同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(28=ウズベキスタン)との対戦に戦う準備ができていると発言した。アフマダリエフに勝てば2階級で4団体統一の偉業を達成することになる。ハーン氏の発言から年内対戦の可能性もありそうだ。
【フォト&動画】アフマダリエフの“超マッスル”ボディ!残忍なKO動画も
英国メディア『ボクシングソーシャル』のインタビューで、司会が、ハーン氏は「井上はこの階級で4団体統一を望んでいる。井上とフルトン、井上とアクマダリエフは信じられないような試合だ」とワクワクした口調で語る。そしてハーン氏はアフマダリエフと、マネージャーのコルニロフ氏にも伝えたと言い「彼らは井上との試合を望んでいる。我々は、フルトン戦後の4団体統一のために、まず井上vsアフマダリエフを行う準備ができている。素晴らしい試合だ」と語った。
アフマダリエフは、WBA同級1位のマルロン・タパレスと戦うことが義務付けられており、それが3月〜4月と言われている。これに勝てば4団体統一へ進むことができる。
もし井上とアフマダリエフが戦えば過去最強の相手になるのではないか。アフマダリエフはアマで15年の世界ボクシング選手権で準優勝、翌年のリオ五輪では銅メダルを獲得と高速連打に高度なディフエンス力、そしてKOできる腕を持つ。プロ戦績は11勝8KO無敗でKO率は72%と高い。身長は166cmでリーチは173cmと井上とほぼ変わらない。
18年に1ラウンドKOでプロデビュー。20年にWBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマンと対戦し、判定2-1で勝利し2団体王者に。21年4月にはIBF世界スーパーバンタム級暫定王者の岩佐亮佑を5ラウンド1分30秒TKO勝ちを収め、初防衛に成功。
前戦は昨年6月、指名挑戦者WBA世界スーパーバンタム級1位ロニー・リオスを相手の防衛戦を行い、12回にTKO勝ちを収め、3回目の防衛に成功した。
4団体統一の可能性浮上も、まずは報じられる5月のフルトン戦。KO率は低い選手だが、打たれ強さとポイントを稼ぐ上手い選手だ。まずはそこから。今年の井上のボクシングにエディ・ハーン同様、期待そして強者への危機感が増すばかり。まずは次戦の正式発表を待ちたい。
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