素手ボクシング乱闘に“強過ぎる”代表が制圧し話題に!
2月17日(日本時間18日)に米国ニューメキシコ州アルバカーキにて開催される素手ボクシングイベント『BKFC: KNUCKLE MANIA 3』の記者会見が20日に行われ、壇上が破壊されるほどの乱闘騒ぎが起きたが、荒ぶる選手たちを団体の代表が見事に制圧したのが話題となっている。
【フォト&動画】会見で“壇上破壊”の乱闘騒ぎ!強烈ビンタ、体当たりも
乱闘が起きたのは会見の質疑応答中。メインイベントの世界ライトヘビー級統一王座決定戦で争う、正規王者のロレンゾ・ハント(40=米国)と暫定王者のマイク・リッチマン(37=米国)が舌戦。ハントがリッチマンの顔面を平手打ちし、怒ったリッチマンが体当たりを仕掛ける乱闘騒ぎ。壇上のバックパネルや机は倒れ、マイクも破壊されるなどの惨事となった。
明らかに“パフォーマンス”ではなくリアルな喧嘩。しかし、大暴れするライトヘビーの屈強な二人を制止たのは、BKFC代表のデビッド・フェルドマン社長だったのだ。
乱闘が始まると、フェルドマンはまず、平手打ちを受けたリッチマンを押してハントとの距離を作ると、次はリッチマンに近づこうとするハントに組みつき、喉元を手で押しながら、他のセキュリティと共にハントを倒し、その後はリッチマンの怒りも沈め、無事に騒動を収めた。
セキュリティ以上の活躍を見せたフェルドマン代表の行動に「行き過ぎたアスリートに身を挺して飛び込むなんて凄過ぎる」「ボスのお陰で大惨事にならずにすんだ」「尊敬の言葉しかない」「この戦いの勝者はフェルドマン社長だ」と多くの称賛の声が届いた。
昨年11月の大会で、悪質な反則で負けた選手が判定を不服に思い大暴れした際、その選手を一番に制圧したのは、やはりフェルドマン社長だった。
フェルドマン社長の元プロボクサー。1993年から2003年までウェルター級で戦い戦績は4勝1敗。勝っても負けてもKO決着のファイターだった。
この経歴を見えると、フェルドマン社長の勇猛な立ち振る舞いが理解できる。優秀なリーダーが率いるBKFCは今年も更なる飛躍の年になりそうだ。
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