【シュートボクシング】9戦無敗で戴冠目指す山田虎矢太「二階級制覇も狙っていきたい」=2.12
2月12日(日)に東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2023 act.1』のメインイベントで王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)と「SB日本スーパーバンタム級(55.0kg契約)タイトルマッチ」で対戦する山田虎矢太(シーザージム)のインタビューが主催者より届いた。
山田は前戦の昨年12月『RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』で有井渚海にKO勝利を収め、9戦9勝無敗の好調を維持しており、無敗のままタイトル獲得となるか注目が集まる。
小学3年生からSBを習い始めた山田は「20歳という区切りのいい年で念願のタイトルマッチに挑戦できるのは本当に嬉しいです」と喜ぶ。
同じくSBファイターで双子の兄・彪太朗も「すぐに僕もそこに行くからチャンピオンになって待っててくれ」と言ってくれているという。兄のほうが自分よりも厳しい試練を乗り越えている印象があったという山田は「兄が先にタイトルマッチをやって次に自分の番かなと思っていたのですが、運よく僕はランキング1位になれてタイトルマッチが決まりました。決まったからにはもちろん獲る気満々ですし、結果的に兄よりも先にベルトを獲ることになります」と意気込む。
対戦相手の王者・植山に対しては「強いチャンピオンに挑戦できることも嬉しい」とリスペクトを持つ。試合に関しては「以前の植山選手は打たれたら倒れる印象があったのですが、ここ最近の試合で大崎孔稀選手、志朗選手、鈴木真彦選手とやってパンチをもらってもダウンシーンが見られなくなったので、植山選手自身もディフェンスを強化しているんでしょうし、SB王者としてのプライドがすぐに倒れないような強さにもつながっているのかなと」と分析。
また、「自分のパンチの破壊力には自信がありますが、植山選手は今までのように簡単に倒れるというイメージでいくと危険かなと思っています。作戦もずっと練っていて、今回初めての5R制になりますが、練習では5R仕様でやっていて勝つイメージはできています」と語る。
「実際に戦っていくと3R制との違いを感じると思います。5Rまでいかずに早めの段階で終わらせることも考えてますが、5Rに行ったときにどういう世界になるのか不安な面もあります。そこに関してはこれからの練習でも自信に変えていけたらいいなと思います」と対策にも抜かりがない。さらに、植山と対戦経験のある笠原友希からも気を付けるべきポイントのアドバイスをもらっているという。
ベルト獲得後はSBのチャンピオンとして他団体にも乗り込み、かき回したいと語る山田。「あと、55kgでチャンピオンになり何戦かして55kg最強を証明したら、上の階級の57.5kgにも階級を上げます。兄のいる階級でもありますが、二階級制覇も狙っていきたいと思います」と展望を持つ。兄・彪太朗もベルトを獲得すれば将来的には王座をかけた双子対決も実現するかもしれない。
最後に山田は「自分はずっと目指してきた念願のタイトルマッチになります。ただ挑戦して終わるのではなく、しっかりと強さを見せ付けて強いチャンピオンを倒して勝つところをぜひ楽しみにしてくれたら嬉しいです」とファンにメッセージを送った。
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