2023/02/10（金）UP
（最終更新：2023/02/10 18:03）

白鳥（右）はRISE代表としてK-1佐々木（左）を迎え撃つ

　2月10日（金）都内にて『RISE・K-1緊急記者会見』が行われ、RISEの伊藤隆代表、K-1の中村拓巳プロデューサーが登壇し、3月のそれぞれのビッグマッチで対抗戦が組まれたことが発表された。
　3月26日（日）に東京・有明アリーナで開催の『RISE ELDORADO 2023』で組まれた対抗戦は、白鳥大珠vs佐々木大蔵、門口佳佑vs新美貴士、南原健太vs愛鷹亮の3カード。白鳥は、THE MATCHでゴンナパー・ウィラサクレックにKO負けを喫して以来の対抗戦となり、汚名返上に燃えていた（※各選手のコメントは下部、試合はすべてRISEルール）。

【フォト】白鳥がゴンナパーにKO負け！驚きの瞬間

　対抗戦に出場することになった白鳥は、今回のオファーを待っていたという。白鳥は、昨年6月の『THE MATCH 2022』でK-1のゴンナパー・ウィラサクレックにまさかのKO負けを喫した。続く10月の再起戦ではYA-MANに快勝、12月にはISKAヨーロッパ・ライト級王者のイリアス・バニスを判定で下して存在感を見せつけている。

　だが、ゴンナパーにKO負けを喫したことは、ずっと心に影を落とし続けていたようだ。会見で白鳥は「K-1には借りがある。ゴンナパー選手にぶっ倒されてしまい、白鳥はこんなもんじゃないと見せつけたい」と決意を語った。

　対抗戦で迎え撃つ佐々木大蔵は、昨年9月のK-1王者・大和哲也とのタイトル戦までは10連勝を記録したベテランのテクニシャン。大和からタイトルを奪うことはできなかったが、スーパーライト級のトップランナーだ。白鳥は佐々木について「全体的にバランスが良い印象ですが、ずば抜けていいものはないという感じです。ここを食っちゃえば、もっと強い選手が出てくると思うので、強さを見せつけたい」と更なる強敵への挑戦にも意欲を見せた。

　対する佐々木は、「試合については芸術といつも言っていますが、どういったアートづくりができるか楽しみにしていてください」と自信がある様子。RISEのワンキャッチワンアタックのルールに順応できるのかがポイントになりそうだ。

　RISEとK-1の対抗戦は、どんな熱を呼ぶことになるのか注目が集まる。

＜各選手のコメント＞

白鳥（右）vs.佐々木（左）

白鳥大珠
「K-1には借りがある。ゴンナパー選手にぶっ倒されて。白鳥はこんなもんじゃないと見せつけたい。佐々木選手は昔から知っている選手。ここを食っちゃえば、もっと強い選手が出てくると思うので、強さを見せつけたい。THE MATCHと同じ選手との再戦ではないですけど、あの大会では恥をかいたので、払拭したいですね。対抗戦一発目で選んでいただき、きっちり結果を残せというメッセージだと思いました。（佐々木の印象）全体的にバランスが良い印象ですが、ずば抜けていいものはないという感じですね。（RISEで迎え撃つこと）負けたら伊藤代表に合わせる顔がないんで、きっちり勝ちます」

佐々木大蔵「自分の強さ、K-1の強さを見せつけていきたいと思っています。（RISEルールについて）自分はいろんな技を使いながら戦っていくタイプなので、できる技が増えるという印象です。試合については芸術といつも言っていますが、どういったアートづくりができるか楽しみにしていてください」

新美貴士（左）vs.門口佳佑（右）

門口佳佑
「新美選手、すごい熱い選手だと思っていたんで、試合したらどうなるのか頭にありました。新美選手、当日は熱い試合をしましょう。（RISEで迎え撃つこと）負けられへんというプレッシャーがありますね」

新美貴士
「ルールは違うんですけど、KOを狙いにいく姿勢はしっかり見せつけたいと思います。門口選手は強い選手ですが、しっかり倒していきたいと思います。（RISEルールについて）ワンキャッチとK-1ルール、全然、違うと思います。でも、ジムには首相撲ニキがいるので、大丈夫です。（RISEへ乗り込むこと）乗り込むこと、どっちかの団体に出て戦うのはでかくなっていいこと。熱い試合をして勝ちたい」