【KNOCK OUT】小笠原瑛作、タイ国MVPに勝利し「他の日本人には負ける気がしない、ONEに挑戦したい」と自信
3月5日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』の第11試合[スーパーファイト/KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R・延長1R]で、タイ国スポーツ庁の22年最優秀選手(MVP)である、ロンナチャイ・トー.ラミントラー(タイ)に判定勝利した小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)が、一夜明け会見に出席、なんとアジア最大の格闘技団体『ONE Championship』に挑戦したいと発言した。
▶︎【フォト&動画】小笠原瑛作が大金星!ムエタイMVPを判定で下す
小笠原はこの3年間、10戦10勝5KOと無敗をマークしていたが、昨年12月にラジャダムナンのランカーから2度のダウンを奪うもヒジで切り裂かれ逆転TKO負けを許していた。今回はビッグネーム相手の再起戦だった。
試合では小笠原が得意の蹴りで終始手数で上回り、さらにローを効かせる。とくに3Rには一方的にパンチ、キックで相手をフラつかせるなど”完勝”と言ってよい内容だった。
小笠原は、試合直後の囲みでは「MVPのトップに勝てなかったらズバッとやめようかなと思っていた」と引退を懸けて臨んでいたと明かしており、この一戦への気合のほどがうかがえた。
今日の会見でも「今回は勝てるかわからないと、久々に不安の中もがいていた、勝てたのがまだ自分の中ですっと落ちていない部分がある」と語る。
しかし実際の試合では「ふたを開けてみたら、正直スピードでも翻弄出来た。タイのMVPに実力が通用したんだな」と手ごたえは感じていると言う。
前回の試合ではヒジで切り裂かれてTKO負けした。今回の相手、ロンナチャイも「離れ際で振ってくるヒジとか、前回の負けをフラッシュバックさせた。けれど、ロンナチャイを研究しつくしてやってきたので、対策してきたことがバッチリはまったなと。想定内の試合だった。いなして、自分の戦いが出来た」と、タイ人お得意のヒジを恐れることなく自分のペースで勝てたと言う。
今後は「トップの選手に勝てたので、世界を見ていきたい。日本人だったら、他の団体のチャンピオンに負ける気もしないので。対抗戦があったら、宮田さん、ノックアウトの価値を下げないので組んでいただけたら」と今回の勝利が自信になったようだ。
世界への挑戦について聞くと「ジムの後輩、鈴木宙樹がこの前、ONEルンピニーで戦った。そういう所で戦い、KNOCK OUTを世界に広げたい。KNOCK OUTのベルトを持って、ワンチャンピオンシップに挑戦していきたい」と『ONE Championship』参戦を希望し、世界へ自分の実力を証明していきたいと意気込んだ。
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