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木村ミノル、瞬殺KO2日前にタトゥー!井岡一翔とまさかの共演

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2023/03/08(水)UP

新しいタトゥーを入れる前の木村(左、昨年末の矢地祐介戦)。右腕のタトゥーが今回、新しくなった

 3月5日に開催された『KNOCK OUT』代々木大会でKNOCK OUT-RED王者クンタップ・チャロンチャイから32秒の秒殺KO勝利を飾った木村“フィリップ”ミノル(バトルボックス)が、大会2日前、右腕にタトゥーを入れていたことが分かった。
 これは昨日7日、彫師美漸(びぜん)のYouTubeチャンネル『Bizen tattooチャンネル』で公開された動画(前後編=前編は6日に公開)で明かされたもので、たまたま訪問していたボクシング4階級世界王者の井岡一翔も飛び入りで登場した。

【フォト】木村がタトゥーの痛みに耐える顔、覗き込む井岡、木村がKOする瞬間に見えた腕のタトゥー

『Bizen tattooチャンネル』に登場する美漸の篤志氏は、YUSHIの背中に十字架のジャグアタトゥーを入れたことで最近、話題になったばかり。格闘家ともつながりが深く、木村もタトゥーを入れる際は同氏に依頼している。

 今回、木村が依頼したのは、右腕に入れた女性の顔のタトゥーを“インクのしぶき”で上から隠してアート色を濃くするという内容。その理由を木村は「嫉妬を生んで、危ない感じが出ているんで」と打ち明けた。顔の印象が強いため、それを緩和するために、“インクのしぶき”を上からかけるようなタトゥーで効果を抑えるようにしたいと思っているという。

 これには篤志氏も「たしかにアートっぽくするのはいいね」と賛同し、今回のタトゥーにつながったという。試合直前に入れる決意をした意味について木村は「進化している感じを出したい。気合いが入る」と説明(前編動画)。今回の後編動画では、実際にタトゥーを入れている瞬間が配信された。

木村の強烈ボディ打ち。この直後に左フックでKO勝ち

 すると、たまたまその場に居合わせた井岡一翔が、「ムキムキやなあ」とタトゥーを入れている最中の木村に話しかけて飛び入りで参加。木村が試合の2日前だと知ると「よく耐えられるなぁ。ただでさえ、試合前で追い込まれているのに」と井岡が感心した。

 3人のタトゥー談話が進み、井岡はボクシングだと規定でタトゥーを消さなければいけないことに対して「あれは不利だよな」と嘆き、「年末の試合はあれのせいでドローになりました(2022年12月31日=WBA同級正規王者のジョシュア・フランコと対戦もドローに)。皮膚呼吸ができないからスタミナが……」と篤志氏にジョークを飛ばし、和やかになる場面も。

 すかさず篤志氏は、「タトゥーを入れている日本人選手が、人としてマナーを守って、いろいろと成し遂げていけば変わりそうですね」と試合でもタトゥーを隠さないでファッションとして認めてほしいと主張した。

 完成したタトゥーを見た木村は、「アートになりました」と満足そうな表情。これで気合いが入ったようで、2日後の試合では秒殺KOで勝利を収めた。

 木村の“NEXT”は、どこのリングになるのか、タトゥーの進化も含めて注目が集まる。

▶次ページは、【フォト】木村がタトゥーの痛みに耐える顔、覗き込む井岡、木村がKOする瞬間に見えた腕のタトゥー

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