2023/03/10（金）UP
（最終更新：2023/03/10 12:31）

エフェヴィガ雄志（左）と澤田千優

　日本人の若手MMA選手に、一定期間アメリカでの練習環境を提供し、さらなる成長のきっかけを期待する『ABEMA格闘チャンネル海外武者修行プロジェクト』第6期生にエフェヴィガ雄志、第7期生に澤田千優が決定した。また、プロジェクトは期間延長や現地での試合出場などでさらにパワーアップされていくことが決まった。

　同プロジェクトは、第1期生として平田樹（フリー）ら4名の選手が選ばれスタート。第4期生に木下憂朔、第5期生には高木オーディン祥多が選ばれていた。

トレーニングに励むエフェヴィガ雄

　第6期生のエフェヴィガは、昨年3月開催の『EXFIGHT 4』にて、格上の岡澤弘太を相手に1ラウンドTKOでプロデビュー。その実力が認められ、LDH発の格闘技とLIVEが融合したエンタテインメント『POUNDSTORM』では、『Road to ONE』『ONE Warrior Series』など海外大会への出場経験もあるグンター・カルンダと対戦し、判定勝ちしている。今年1月には、修斗の「2022年度新人王決定トーナメントフライ級決勝戦」で優勝し、プロ3連勝中と勢いに乗る。

　エフェヴィガの練習先は、元UFCウェルター級王者のカマル・ウスマン、元Bellatorライト級王者のマイケル・チャンドラーなど世界的トップ選手たちが所属するキルクリフFC（KILL CLIFF FC）。同所ではプロジェクト5期生の木下も練習を重ねた。

　第7期生の澤田千優は、総合格闘家の澤田龍人を兄に持ち、2021年5月に修斗でデビュー。修斗初代女子アトム級王者で、先日タイのルンピニースタジアムにて行われた『ONE Friday Fights 5』では初出場で一本勝ちを収めている。澤田は、UFCへの登竜門との呼び声高い総合格闘技団体「LFA」で活躍中の堀内佑馬、前UFC女子ストロー級前女王であるカール・エスパルザが所属する、チーム・オーヤマにて練習に励む。

ONEデビュー戦で勝利した澤田©️ONE

　また、本プロジェクトは、「世界で勝てる日本人選手を発掘する」という目標のもと、2023年から大きなパワーアップを決定。

　これまで通り、選手の渡航費やジムへの支払いを行う基本的なサポートに加えて、武者修行の期間を平均2カ月へ延長、海外の指導力の実態を習得し、チームマネジメントの向上に役立てるためプロジェクト参加選手が所属するジムのコーチの渡航費用もABEMA格闘チャンネルにて負担、武者修行に挑戦する選手の希望や諸条件が一致した場合、現地で行われる総合格闘技の大会への出場も交渉・支援される。

　エフェヴィガと澤田は、アメリカ合衆国で現地時間5月6日（土）に開催される総合格闘技の大会『Combat Global』への出場が決定している。

＜プロジェクト応募条件＞
・「世界での活躍が期待される、プロ戦歴10試合未満の30歳未満のMMA格闘家」であること
※これまで/今後の出場団体や契約先ジム・マネジメントなどの一切は問わない

・本プロジェクトの応募連絡先：
ABEMA格闘チャンネルエグゼクティブプロデューサー：北野雄司
応募先メールアドレス：abema.kakutou@gmail.com
※ABEMA格闘chの各SNSメディアや、北野氏個人へのDMでの応募も可能

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