【K-1】新王者・与座優貴、激闘した朝久泰央に「握手は出来ないと言われたけれど…」

2023/03/12（日）UP
（最終更新：2023/03/13 15:00）

　3月12日（日）東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2023 ～K’FESTA.6～』のセミファイナルで、ライト級王者・朝久泰央（朝久道場）を判定で破り、新王者となった与座優貴（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）が、試合後インタビューに答えた。

【フォト】与座vs朝久、激闘写真と試合後の2人の様子

　2人は、昨年2月にノンタイトルで対戦し、与座が延長判定でローキックを効かせ、朝久から判定勝ち。
　今回の試合も2、3Rと与座が強いフィジカルで前へ出て、ローキックを効かせる展開だった。

　与座は、再戦した朝久について「前回よりも引かないし、蹴り返してくる。チャンピオンの意地や執念を感じました」と相手の強さを称える。

　その朝久は試合後インタビューで「右の拳が粉々だった」と語っていたが、与座はとくに「感じなかった」と言う。
　自分が優っていた部分は「チャンピオンになりたいという気持ち。気持ちで、もう一歩前に出れて、勝てた」と精神力勝負の試合だったと言う。

　試合直後には与座から話しかけるも、朝久はあまり目を合わせず、健闘を称え合う様子は見られなかった。

　何を語ったか聞かれ、与座は「完勝したイメージが無かったので。率直に『3回目、もう1回やろうぜ、タイミングが合えば』というようなことを言いました。ライバルと思ってるので」と挑戦を待っていると語りかけたと言う。

　しかし「握手は出来ないって言われました」と与座は朝久に握手を拒否されたと、少々さみしげな様子で語る。

　続けて「僕も仲良くしたいとかはないんですけど、お互いの存在があったから、ここまで高め合えたと思う。握手はしてくれなかったので、次試合する時は負けないように、強くなっておきます」と3度目の対戦を見据え、前を向いた。

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