2023/04/30（日）UP
（最終更新：2023/04/30 12:27）

打撃に行く平本、元王者・斎藤を倒しきれず判定1-2の僅差で敗れた

　4月29日（祝・土）東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』のRIZIN MMAルール5分3R（66.0kg）で元RIZINフェザー級王者・斎藤裕（パラエストラ小岩）と対戦し、1-2の僅差で判定負けを喫した平本蓮（剛毅會）が試合後、自身のSNSでファンに試合後の気持ちを伝えた。
「もっと倒しにいけばよかったって言い訳が自分を奮い立たせてくれる　必ず復活する　その時まで諦めずに平本蓮をこれからも応援してください」とし「俺は死にません、とりあえずダメージもないので今日は浴びるほど酒を飲もうかな」とノーダメージを強調した。

【試合動画３本】平本と斎藤の打ち合い、激闘の模様

　平本の言い訳とは試合後の囲み会見での発言だろう。平本は「MMAをやってしまった。（元々は）入って来る前に先に打つことを考えていたんですけど、受けて、切って、殴ることを考えていたことがよくなかった。コントロールミスですね。倒しに行く作戦を出せばよかった。K-1時代からのポテンシャルを出せばよかった」と語っていた。

平本が斎藤をバックからコントロール、急成長を見せた

　剛毅會の岩崎達也宗師は「“寝たら立つ” “タックルは切れ”この二つだけ。打撃で終えてしまう、トドメを刺すのが理想」と語り平本も同意していたように、今回のことを反省点にMMAで打撃決着を今後も目指していくことだろう。

　昨夜の会見で「1年前に勝ち星がなかった俺が、こうして斎藤選手と戦っている。『やっぱり俺は天才だな』と感じた。負けたけど負けてない。次に頑張ります」と進化を強調。

　今後の対戦も期待される朝倉未来も試合後の会見で「平本が思ったよりやるなと。テイクダウンディフェンスも出来てたし、立つのも上手いし、急成長してるなと思いましたね」と評価。平本との試合については「タイミング次第では、別に俺は良いんですけど」と可能性を匂わせるも「俺にとってメリットがあまり無いかな。（榊原）社長とお金の交渉をします」と笑った。

　RIZINの榊原代表は「平本に判定が上がってもおかしくない状況かもしれなかったですが」と高評価も「もっと手数を出すべきだなあとは思いました」と語った。朝倉vs平本戦の実現には「全ては朝倉未来次第」と語った。

　平本はすぐにでも試合をしたいというが次戦は誰と戦うのか、進化に期待だ。

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