TOP > ニュース 一覧

平本蓮の”打撃の少なさ”指摘、空手の師が理由と今後を語る

フォロー 友だち追加
2023/05/02(火)UP

平元は成長したという声の一方で受けが多く手数の少なさも指摘された

 4月29日(祝・土)東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』のRIZIN MMAルール5分3R(66.0kg)で、元RIZINフェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)と対戦し、1-2の僅差で判定負けを喫した平本蓮(剛毅會)が試合後「倒しに行く作戦を出せばよかった」というほど、待ちの状況が多かった。
 確かにもっと積極的に行けば状況が変わったかもしれない。これについて平本の師匠、剛毅會空手の岩崎達也宗師にその理由を聞いた。

【フォト】これが平本陣営、岩崎宗師や芦澤竜誠ら豪華メンバー!

 岩崎氏は「俗に空手に先手なしと申します。護身術から始まった空手は何より先ず防御を大切にします。今回もとにかく防御を大切に稽古してきましたが、極意とも言える攻防一体の技は未だ発揮できませんでした。ただ“見える、調和する”などの武術的な要素は垣間見える部分もありました。そこは収穫です。調和からの攻防一体の攻めはできませんでしたが、それをさせない強さが当たり前ですが斎藤選手にはありました」と斎藤を評価した。

平本のパンチがヒット!しかし斎藤は怯まず

 攻防一体の極意は発揮できなかったものの、岩崎氏の言う“見える、調和する”武術の要素は出たという。また「攻防一体の技はまだ発揮できませんでしたが、空手で養った重心だから凌げたとも言えます。もしボクシング、キックボクシングの重心であったらああまで凌ぎきれなかったでしょう」と、空手が確実に上達してきているとも語る。現在は白帯だが、近々ようやく色帯に昇級させる予定だ。

 今後の試合については「武術的に進歩はしていますが試合は勝たなければならないので、今後は本人のボクシングなどの格闘技術にさらに磨きをかけていきます。個人的にはKO勝ち負け、一本勝ち負け以外全て引き分けと思っているから評価も失望もしていません。今後やるべきことが明確になった有意義な戦いでした」と先を見据えた。

斎藤のパンチもヒット!

 試合後の囲み取材で斎藤は、以前は平本と練習場所を共にしていたこともあり、その時よりも強くなっていたと評価、そして「これから経験を積んで、もっともっと強くなっていくと思う。この試合が彼にとってステップアップで、この試合があったから例えばUFCに行って勝ち上がれた、とかそういう試合になってほしい」と称えた。

 岩崎氏もインタビューの最後に「先々を考えたら大変有意義な対戦だった」と多くを学んだという。次戦は空手色帯になっているであろう平本、今後の進化に期待だ。

▶次ページは【フォト】これが平本陣営、岩崎宗師や芦澤竜誠ら豪華メンバー!

  • 1
  • 2
フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・平本蓮“もっと倒しに行けば良かった”「この言い訳が自分を奮い立たせる」朝倉未来や榊原代表は高評価

・元RIZIN王者・斎藤裕が平本蓮に判定2-1の僅差勝利、平本は急成長を見せる

・斎藤裕、平本蓮は「強くなっていた」想像外の展開も、朝倉未来との3戦目にも言及

・朝倉未来、平本蓮を「急成長してる」と高評価

・【フォト】ラウンドガール波田さん、ミニの白衣装で登場!ファン「最高に綺麗」

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

インスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

フォロー

LINEでeFight(イーファイト)格闘技情報を友だち追加しよう!

友だち追加

関連記事

」をもっと見る

TOP > ニュース 一覧