【新極真会】”高速パンチ女子”目代結菜、具志堅用高に教わり進化！「恐ろしい、手が痛いわ～」（具志堅）

2023/05/10（水）UP
（最終更新：2023/05/10 16:59）

　5月20日（土）、21日（日）にエディオンアリーナ大阪で開催される『第8回全日本フルコンタクト空手道選手権大会（JFKO）』。女子軽重量級に参戦する目代結菜（新極真会）が、優勝を目指しプロボクシング元世界王者・具志堅用高からパンチを学ぶ様子が10日、新極真会のYouTubeにアップされ、パンチの切れ味がさらに増した様子が見られた。

【フォト】目代が警官スカート制服姿で板割り／具志堅からパンチ学び進化！

　目代は”高速パンチ女子大生”として注目され、2019年には第1回アジアフルコンタクト空手大会の女子軽重量級で優勝、昨年の「第7回全世界ウエイト制空手道選手権大会」には女子重量級日本代表で出場し3位に入賞している。

　新極真会では今年10月に『第13回全世界空手道選手権大会』（無差別）を行うが、今回のJFKO全日本はその選考会も兼ねている。目代は自身初の世界大会参戦を目指し、具志堅から「空手に生かせる突き」を学ぶことに。

　まず目代のパンチをミットで受けた具志堅は「恐ろしいね」「強いね」と舌を巻く。

　サウスポーの目代が、接近戦での奥手（左手）のパンチが苦手と相談すると、具志堅は「（腰を）思いっきり引いてもいいじゃない」「ボクシングでは（相手の視界よりも）外に出るっていうのは大事なんだよね」と上半身を90度以上回し、大きくタメを作っての打ち方を指導する。

　目代がミットに打ってみると、威力が変わったのか快音が響く。具志堅も「一回でこんなに出来るなんてすごい」と目代のポテンシャルに驚き顔だ。

　さらに目代が、女子の試合でよく見られる接近戦での連打の打ち方について聞くと、具志堅はすぐさま見抜き「拳に力入れてるでしょ？肩に力を入れるの」と拳よりも肩を意識した回転で打つと良いと言う。

　目代がその通り、肩の感覚でミットを打つと、自分でもすぐに威力の違いがわかったようで笑顔がほころぶ。キレのある連打を入れてゆくと、具志堅も「うおっ、もう使えてるけど！」と飲み込みの良さに驚きだ。

　目代はこれらのテクニックを「今後ずっとやっていきたい」と取り入れて試合に臨みたいと語ると、具志堅も「強いパンチ力を持ってるから、手が痛いわ～」と称賛した。

　動画には他にも、具志堅が目代が意識していなかったある”クセ”を指摘するなど、空手経験者にとって気づきのある内容になっている。

　今回の大会、優勝すれば新極真の世界大会メンバーは確定と思われるが、第二シードである目代の反対側・トップシードには昨年の無差別全日本優勝・鈴木未紘（新極真会）が陣取る。
　目代は具志堅から教わったテクニックも生かし、優勝することが出来るか。

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