【K-1】金子晃大、玖村将史との決着戦も視野に「支配しながら倒す」=6.3
6月3日(土)に神奈川・横浜武道館で開催される『K-1 WORLD GP 2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~』で、エムレ・カラジャ(トルコ/Emre Karaca Fight Club)と-56kg契約のスーパーファイトで対戦する金子晃大(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)のインタビューが届いた。
金子は昨年2月の[第3代K-1スーパー・バンタム級(-55kg)王座決定トーナメント]決勝で玖村将史を破り、悲願のK-1王座を戴冠。6月の『THE MATCH 2022』ではRISEバンタム級王者・鈴木真彦に惜敗も、その後は9月、12月とKOで連勝。今年3月にはコンペット・シットサラワットスア相手に初防衛にも成功している。
前戦から3か月弱で今回の試合となるが、「自分は“攻め”でいくんで。この試合に関係なく、今年は“攻め”でいきます。このスパンで試合をやっているのも“攻め”なんですよ。僕は守りに入らずドンドンやっていくということで攻めます」と短い試合間隔も気にならない様子だ。
対戦相手のカラジャの印象は「ガツガツ来るし、その割には結構フェイントとかもかけてくる選手なんですよ。ただガツガツ来るだけじゃないから、いい試合になるなと思います」と語り、自分と噛み合うと回答。
チャンピオンはK-1を代表する選手で、一つ一つの興行を盛り上げていくことが仕事だと思っていると語る金子。武尊がK-1を卒業し、K-1の新たな顔・看板選手の登場が望まれているであろう状況にも「そうやって盛り上げていけば、自然とそうなると思っています。そのためにも実力をしっかりつけていこうと思います」と前向きだ。
今回の試合は「盛り上げて倒す姿を見せる。けど、相手も簡単にパンチを当てさせてくれないですし、この前のコンペットのように技術のある選手に下手にいくとポイントを持っていかれちゃうんですよ。だから、ポイントも取りつつ倒すことが必要になってくると思います。技術が凄く上手い選手に対して、ポイントで負けてるのに『いい試合だった』は意味がないんで。上手い相手にもポイントを取って、試合を支配しながら倒す。そういうことをやりたいですね」と意気込む。
金子が王座を戴冠したトーナメント決勝の相手でもあり、過去に判定負けを喫している玖村将史との決着戦を望む声も多く、金子本人も3度目の対戦を視野に入れているという。
「ただその日を待つんじゃなくて、俺は試合をしながら待つ。もちろん試合するっていうのはリスクがあることなんですよ。一番直近の動きを見られて対策も練られますからね」とし「玖村選手は僕と試合するべき、一番近い選手だと思っていますし、僕もしっかりと決着をつけたいんで、そこはいずれいい形でやりたいですね」とやる気を見せる。
会見では試合テーマを「破壊と再生」と発表し、その意味は「試合を見れば分かると思います」という金子。果たして、チャンピオンとしてどのような戦いを見せるのか。
▶次ページは【動画】金子晃大がムエタイ強豪にパンチで豪快KO勝利!
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