【ONE】スタンプとハム・ソヒが女子アトム級暫定王座決定戦で激突!=9.2
9月2日(土)にタイ・ルンピニースタジアムで開催される『ONE Fight Night 14』のメインイベントにて、女子アトム級暫定世界王者決定戦として、同級1位のスタンプ・フェアテックス(タイ)と同級2位のハム・ソヒ(韓国)の対戦が決定した。
この試合は、同級王者アンジェラ・リーが妹であるビクトリア・リーの死去を受け、引退もしくは長期欠場が考えられる中で実施される。チャトリ代表は今月上旬に、アジアMMAメディア「サウスチャイナモーニングポスト」の取材で、暫定王座決定戦として、スタンプvsハム・ソヒの実施計画を明らかにしていた。
【動画】スタンプの強烈なミドルキックが炸裂!相手は悶絶ダウン
スタンプはONEのスター選手。ONEでキックとムエタイ2冠を達成した後、MMAに電撃参戦。MMA女子アトム級WGPで優勝し、昨年3月に同級王者のアンジェラ・リーの王座に挑戦し一本負けを喫したが、同年10月にはジヒン・ラズワンに勝利。
今年1月にはキックボクシングでアンナ・ジャルーンサックを下し、5月にはアリース・アンダーソンにミドルキックでKO勝利を飾るなど、勢いに乗る。
対するソヒは、鋭い打撃に加え、レスリング、グラウンドもハイレベルで揃えるオールラウンダー。DEEP、JEWELS、シュートボクシングなど日本のリングでキャリアを重ね、15年にはUFCにも参戦。
19年からはRIZINで戦い、同年の大みそかで浜崎朱加を下しスーパーアトム級王座を獲得したが、20年10月にRIZIN王座を返上しONEへ参戦。今年3月には平田樹に判定勝利を収めて、現在9連勝中だ。
スタンプは今回のオファーについて「ハム・ソヒとの対戦は、ワンマッチであろうと暫定世界王座戦であろうと、必ずあることは分かっていたのでオファーがあった時に驚いたり、動揺することはなかった。以前アンジェラ・リーと対戦をして以降、試合前の不安や緊張をコントロールする能力が向上したと感じていて、以前よりも緊張が少なくなった。それに、試合計画の立て方や戦略の理解力も向上したから、チャンピオンになる準備は整っている」と自信。
さらに、「この試合で勝つことができれば、ONEでは(ムエタイ、キックボクシング、アトム級WGPに加えて)4つ目のベルトになるので、とてもワクワクしている。ただ、私は何かの”元チャンピオン”になりたくはないので、このタイトルを取ったら、ムエタイとキックボクシングのベルトを両方取り戻して、本当の意味で3つのスポーツの世界チャンピオンになりたい」と野望も明かした。
相手の印象については「強くてとてもタフな選手。レスリングのスキルが素晴らしく、サウスポーのパンチャーでもある。でも、私のアドバンテージは、彼女よりも優れた打撃だと信じている。今回は私のホームタウンで戦うので、勝つ自信がある」と力強く語った。
一方のソヒは今回の試合について「タイトル戦ということを除けばいつもと変わらないが、試合を組んでもらえてとても嬉しいし楽しみ」とし、スタンプの印象を「エネルギーあふれる選手。インパクトが優れていて、かつ総合的に見てもとても良い選手だと思う。格闘技を楽しむ感覚が似ているなと感じる。今回について言えば、私も打撃が得意なので、面白くて好都合な相手」とスタンプの実力を認めつつも、自信を見せた。
さらに、「色々な団体でベルトを巻いたが、ONEでベルトを巻くことは私の夢。格闘家として最後に残された目標。もちろん、自分が勝つ姿を想像しているが、MMAは変数が多い競技だから、色々な可能性を考えている。過度な野心は持ちたくないので、私にできる最善を尽くすだけ」とベルトへの想いを語った。
果たして、暫定王者となるのはスタンプかソヒか。
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