ロイ・ジョーンズがメタバースでボディビルダーと試合「これがボクシングの未来」
6月30日(金・米国時間)ボクシング元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズ・Jr(54=米国)が、世界初のメタバース(インターネット上に構築された三次元の仮想空間)会場で行われるボクシングマッチに参戦する。相手は登録者200万人を誇る、YouTubeボディビルダーの”NDO(ンド)チャンプ”こと、ロバート・ウィルモート(39=リベリア)だ。
【フォト・動画】ボブ・サップの再来?相手のNDOチャンプの恐るべきマッスル!UFC協力のメタバース動画も
ジョーンズはボクシングでミドル級からヘビー級までの4階級を制覇。18年に最後のボクシング戦を行った後、20年にマイク・タイソンとエキシビションマッチを行い、ドローとなった。また今年2月には、元UFC世界ライト級王者アンソニー・ペティスとボクシングマッチを行い、2-0で判定負けしている。
今回ジョーンズが挑むのは、主催のセレブ・ボクシング・プロモーションによると”世界初”のメタバースによるライブ格闘技だ。
ジョーンズとNDOチャンプは、ヘビー級戦 1分5Rのエキシビションマッチで対決するが、その試合はボリュメトリックビデオという特殊な撮影方法で行われる。
ボリュメトリックビデオとは、複数のカメラで撮影された映像によって3D空間を再構成する技術。日本でも昨年4月、巨人戦中継で採用され話題となった。
まず観客はメタバースの中の「ギャラクシーアリーナ」という場所にログイン。そして、3DモデリングされたジョーンズとNDOチャンプが戦うリングの中を自由にカメラ移動し、観戦することが出来るのだ。
セレブボクシング社は「これがボクシングの未来」だと語っている。
対戦相手のNDO チャンプは、IFBBプロのボディビルダーで、19年のアーノルドクラシックではスーパーヘビー級で2位となっている。身長は172cmと180㎝のジョーンズより小柄だが、体重は102kg。
YouTube動画を見ると過去にボクシングのスパーリングやミット打ち練習も行っており、多少のボクシング経験はあるようだ。
1か月ほど前に行われたフェイスオフでは「俺の方が大きく、速く、強い。ノックアウトするのが待ちきれない」と豪語している。
メタバース会場やボリュメトリックビデオはこれからのPPVの主流となるのか、注目したい。
▶次のページ:【フォト・動画】ボブ・サップの再来?相手のNDOチャンプの恐るべきマッスル!UFC協力のメタバース動画も
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【フォト&動画】フォロワー196万の人気”プロビキニ”美女、公開した鍛えた水着姿に称賛、そのトレーニングとは
・“突然変異体”ボディビルダー、両手足が恐ろしく肥大化!モンスター級の肉体に「これ以上巨大にするの?」の声
・木村ミノルの衝撃KOシーンが海外で話題「相手は立ったまま彫刻像になった」=RIZIN.43
・【フォト】元陸上の人気アスリート女子、”美くびれ”腹筋トレ紹介に「意識が覚醒する」と称賛の声
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!