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【ボクシング】重岡銀次朗、“バッティング問題”王者バラダレスと再戦決定「しっかり白黒つける」=8.11

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2023/06/30(金)UP

重岡銀次朗が試合への意気込みを語った

 811日(金)にエディオンアリーナ大阪第1競技場にて開催されるプロボクシングイベント『3150FIGHT vol.6~世界を殴りにいこうか!~』の対戦カード発表会見が、30日都内にて行われた。
 同大会では[IBF世界ミニマム級王座統一戦]として、同級暫定王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が同級王者のダニエル・バラダレス(メキシコ)と対戦する。会見には重岡が登壇し、今回の試合へ向けた意気込みを語った。

【フォト】前回疑惑となったバッティングの瞬間

 両者は今年1月に[IBF世界ミニマム級タイトルマッチ]で対戦している。試合は重岡のペースで進んでいたが、3ラウンドに王者バラダレスからのバッティングがあり、バラダレスは負傷をアピール。まさかのノーデシジョン(判定なし)となった。
 その後、4月に重岡は同級前王者のレネ・マーク・クアルトと暫定王座決定戦を行い、KO勝利で同級暫定王座を戴冠したのだ。

亀田興毅ファウンダー(左)、重岡銀次朗(中央)、渡辺均会長(右)

 重岡は会見の冒頭で「1月から決着の付いてないこの試合で、バラダレスとの決着をしっかり白黒つけたかったので、再戦できる舞台を用意してくださって本当にありがとうございます」と感謝を述べた。
 今回の統一戦については「(自分は)ベルトを持ってるんですけど暫定という文字がついていて、もう1人チャンピオンがいる。チャンピオンはもちろん1人でいいと思ってますし、バラダレスに勝つ自信もあります。次の試合でしっかり証明して自分が正規王者になれば、そこからの舞台が広がると思う」と意気込みを見せた。

 また、一度戦ってみたバラダレスの印象を「3Rしかやってなくて、なんとも言えないですけど、テクニックは感じました。打とうとした瞬間に下がったりとか反応は良かったです」と語った。

オンラインで会見に参加したバラダレス

 一方のバラダレスはオンラインで会見に参加。重岡について「フィジカルが強かったし、スタイル的なところでも難しさを感じた」と実力を認めている様子。
 続けて「前戦については、どんなスポーツにもアクシデントはあるので仕方ないと思ってる。(日本に)行くからには素晴らしい試合を約束したい。ベルトを持って帰るのは自分なので、それは覚えておいて欲しい」と強気な発言を残した。

 果たして重岡は、バラダレスとの決着をつけて正規王者となることができるか。

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