長渕剛、新極真・緑代表との対談で語った空手への想いと”ケンカ”エピソード
7月7日(金)YouTubeチャンネル「新極真会マネージメント&プロモーション」にて、10月に東京体育館にて開催される新極真会の『第13回全世界空手道選手権大会』を記念した番組『極論〜コトバの組手〜』第1回目が配信され、ゲストに歌手の長渕剛氏が登場。番組ホスト役の新極真会・緑健児代表と熱いトークを繰り広げた。
【動画】長渕氏と緑代表の対談、長渕氏が空手大会でのスペシャルLIVE
2人の出会いは30年前、長渕氏が長男を道場に通わせたのがきっかけだ。
「僕の親父は警察官で、柔道をずっとやってきたんですね。晩年は少年たちに柔道を教えていました。そのような関係で武道、白い道着に黒い帯を締めた男の姿に非常に憧れを持っていました。そこから数十年して我が子が生まれた時に、強い男に育てたいと思い極真の方へ行きました。子供にそういったものを強いるんだったら自分もその中に入らないといかん、と思って僕も一緒に稽古をやり始めたんです。そこで代表とお会いして付き合いが始まりました」と熱く語った。
稽古は緑代表が長渕氏の自宅にも赴いた。
「僕の自宅にある道場に何回か来ていただいて手ほどきを受けたのですが、とても厳しかったです。普段はとても優しくて、実は茶目っ気があって、大好きな仲間の1人で、長年お付き合いさせていただいています。空手ということになるとパッと変わりますからね」と、緑代表の空手に対する厳しさも語った。
緑代表は、長渕氏の自宅道場で空手を教えた時のことを「巻き藁もサンドバッグもあって、基本稽古からやるのですが、長渕さんの集中力、全ての稽古やスパーリングとかも全力でやっている姿に、手を抜かない人だなと思いましたし、何事においても全力を尽くす方だと感じています」真剣に空手に打ち込んだ。この技術が当時、長渕氏が主演したドラマや映画で活かされた。
普段の長渕氏の印象については「皆さんはコワモテのように感じている部分があると思いますが、本当に優しくて、気遣いがあって、困っている人がいたら手を差し伸べるというのを身近に感じているので、本当に素晴らしい方だと今も思っています」とその人柄を評した。
そして話題は少年時代のケンカのエピソードに。長渕氏は病弱な幼少期を過ごしたというが「ケンカはしましたが、とても卑怯でした。腕力がなかったので物を使いました。やられたらやり返すという今の空手に通じる理念はあったんです。ただ素手で打てなかったんです。待ち伏せして後ろからカーンとやって逃げるような、卑怯な少年でしたね」と振り返る。
長渕氏は「小さな町ほど争うんですよね。鹿児島はしょっちゅうありましたよ、隣の村なのに。僕は果たし状を持って行ったことがありますよ。当時ブルース・リーが流行っていましたから、ヌンチャクなどを持って、20名だったら20名、川のほとりで西軍東軍が戦うわけで、一番強い方が現れると、僕らは高見の見物なわけですよ。ケンカの仕方も堂に入ったもので、最後すみませんでした!と言ってバンと踏みつけて終わる。負けた西軍が勝った東軍の子分になる。漫画みたいなシンプルな世界でしたよ」と劇画の世界のようなケンカのエピソードを語った。
緑代表は「1回、こういうことがありました。『空手バカ一代』を読んでいると友達と(ケンカを)やるわけですけれども、小学校5年生の時に僕もやりすぎた部分があって、そしたら学校のクラスの雰囲気がおかしい。よそよそしいんですよ。聞いたら、僕が1人対他のクラス16人が明日やる、となっていて。1人は頭をつかんで石にぶつけると言っていると聞いて、学校に行くのをやめようかと思いましたが、これで逃げたら男じゃないと小さいながらに思って学校に行きました」と負けず嫌いな心の葛藤を語る。
そして翌日、緑代表が学校へ行くと、殺伐とした雰囲気を知ったクラスの担任から「緑やるか」と言われ「俺は絶対やる」強い意志で答えた。しかし相手は出てこなかったので事なきを得た、という驚愕のエピソードも披露した。
これには長渕氏も「幼い時から16人組手はやっていたということですね、精神は常に」と感嘆した。
両者の対談は“熱く・激しく・濃密”に展開し、絆の深さが浮き彫りに!密度の濃いトークが炸裂したため、計4回に渡り配信が決定。配信は毎月第1、第3金曜日となり、それ以降もビッグなゲストを予定しているという。
【番組情報】
『極論〜コトバの組手〜』
<放送・配信日>
7月7日(金)19:00~
YouTubeチャンネル「新極真会マネージメント&プロモーション」
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