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【K-1】世界予選と年1の決勝T開催、ヘビー級は”WGP”・中軽量級は”MAX”に!「あの頃のシステムにリバースする」(菊田・新プロデューサー)

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2023/07/18(火)UP

左から玖村、レオナ、菊田P、大木氏、軍司、黒田

 7月18日(火)K-1公式YouTubeにて『K-1&QUINTET共同イベントーReBOOTー発表特別番組』が配信。”新生K-1第2章”として、大会を日本から海外で展開していくことを発表した。また、9月10日(日)には横浜アリーナで『K-1 ReBIRTH』を開催し、ヘビー級の世界トーナメントを行うことも併せて発表された。

【フォト・動画】これが世界ヘビー級最強トーナメント出場選手だ!恐るべしなKOの動画など

 前日の17日にはK-1の両国大会が終了、K-1プロデューサーの中村拓己氏が退任を発表していた。
 番組には新プロデューサーとなったカルロス菊田氏、K-1を主催するM-1スポーツメディア代表取締役の大木知葉氏が出席。菊田氏はかつてK-1の放映権を140ヵ国に販売し、その後は『GLORY』の日本ジェネラルマネージャーでもあった。
 司会はかつてK-1英語実況をしていたマイケル・シャベロー氏で、配信映像は全編英語と世界展開を意識した構成になっている。

 菊田氏は「日本だけでなく世界を舞台に予選トーナメントを行い、勝ち抜いてきた強者によるファイナルトーナメントを開催する、あの頃のトーナメントシステムにリバース(rebirth/再生・復興の意味)することになりました」と、世界展開したかつてのK-1のシステムに回帰すると言う。

 今後はヘビー級を『WORLD GP』、中・軽量級を『WORLD MAX』の名称で行い「WORLD GPは世界での地区予選を開催を進めていき、MAXに関しては選手層の厚さを考えても、日本での開催が中心になります」とのことだ。

 GP、MAXともに24年から世界中で予選を行い、1年に1度「世界一」の称号をかけてファイナルトーナメントを行う計画だと言う。

 まずは9月10日(日)横浜アリーナで行われる『K-1 ReBIRTH』で、協力関係を結ぶ世界中の団体からヘビー級の強豪選手を集め、ワンデイの8人トーナメントを行う。

 決定しているメンバーは、リトアニアのキック団体『KOK』ヘビー級王者ミハエル・トゥリンスキー(ポーランド)、ブラジルの『WGO』から23年ライトヘビーT優勝アリエル・マチャド(ブラジル)、中国の『武林風』からリャウ・ツァー(中国)、ルーマニアの『DFS』からヴァレンティン・ボルディアヌ(ルーマニア)、そしてK-1 2022無差別級T優勝ムハマード・サッタリ(イラン)となっている。

 また今後の『MAX』で活躍するK-1王者たちも登場。バンタム級王者・黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)は「世界一を証明する」と意気込み。フェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)も「世界の強豪と戦い、フェザー級最強を証明する」とコメント。スーパー・フェザー級王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)は「日本人には皆勝っているのでそろそろ世界かな」と語る。

 そして9月の横浜大会でスーパー・バンタム級王者・金子晃大への挑戦を控える玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)は「立ち技格闘技の中では日本が一番だということをこれから見せていきたい」と、新生K-1第二章をそれぞれ背負っていくと意気込んだ。

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