那須川天心、無敗のメキシカンと対戦決定「次は殴りに行く」強い意気込み

2023/07/19（水）UP
（最終更新：2023/07/19 18:52）

　キックボクサーとして活躍し、4月にプロボクシングデビューした那須川天心（24＝帝拳）の2戦目が19日、都内で行われた記者会見にて発表された。
　9月18日、東京・有明アリーナにて無敗のメキシコ人ボクサー、フアン・フローレス（23＝メキシコ）とスーパーバンタム級8回戦で対戦する。

【フォト＆動画】天心が会見での奇抜なファッション！対戦相手のKO動画も
　
　4月のデビュー戦では日本バンタム級2位の与那覇勇気からダウンを奪う判定勝利。前回は6回戦だったが、プロ2戦目の今回は8回戦だ。
　フローレスは身長166cmの右ボクサーファイターで戦績は9勝（7KO）無敗。KO率が77%のメキシカン相手にどう戦うか。
対する天心は身長165cmで左ボクサーファイター。キックは42戦（28KO)無敗だが、ボクシングは1戦1勝のみだ。

　那須川は会見で「キック時代は連戦連戦でやってきて、ここまで試合が空くということはなかった。前回の修正部分のための準備期間だったのではないかと思う。本来6回戦を2回と聞いてたんですけど、いきなり8回戦でできるということになって。そこに向けてしっかり準備をしてるという感じではあります」と語る。
　前回の試合以降、合宿も2回行い、走り込みをしっかりやった。「こんなに走るのがきついのか」というくらい追い込んだという。

「前回はボクシングの基礎をやった。今回はその基盤を固めていくという作業をやっている」とプロボクサーとしてさらにレベルアップに期待できそうだ。

　そして「前回はしっかり距離を取って戦ったけど、今回は自分から殴りに行きたいですね。前回は自分の中では当てるというイメージだったけど感覚が掴めたので今回はしっかり殴りに行きたいと思ってます」と強く意気込んだ。

　なお、メインにWBA＆WBC世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗（BMB）、セミにWBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人（M.T）のダブル世界戦も発表された。試合はAmazon プライム・ビデオで生配信される。

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