【ボクシング】“37歳で初世界戦”清水聡が気合いの計量パス!“五輪金”王者ラミレスに勝利なるか
7月25日(火)に井上尚弥vsフルトン(有明アリーナ)のアンダーカードで行われる[プロボクシングWBO世界フェザー級タイトルマッチ]の前日計量が24日、横浜市内にて行われ、リミットの57.15kgに対し、挑戦者の清水聡(37=大橋)、同級王者ロベイシ・ラミレス(29=キューバ)は共に57kgでパス。清水は気合いの入った表情でマッスルポーズ、ラミレスは笑顔も見せながらマッスルポーズを決めた。
【フォト】清水とラミレス、井上とフルトン、武居由樹らの計量マッスルポーズ!
清水は2012年ロンドン五輪ボクシングの男子バンタム級銅メダリストで、同大会でミドル級金メダルを獲った村田諒太とは同期。前OPBF東洋太平洋フェザー級王者で、世界タイトルへの挑戦は今回が初となる。サウスポーで戦績は11勝(10KO)1敗。
対するラミレスは、2012年ロンドン五輪ボクシング男子フライ級、2016年リオ五輪バンタム級の金メダリスト。今年4月のWBO世界フェザー級王座決定戦で、アイザック・ドグボエ(ガーナ/イギリス)と空位の王座を争い、判定勝利で王者に。清水と同じくサウスポー、戦績は12勝(7KO)1敗だ。
22日の会見でラミレスは「体調はとても最高でスーパーです」と言い、清水の印象については「あまり情報がありませんので答えられないです。ただ、日本人ボクサーはハートで戦う選手だと思います。ですので、清水選手もそういったスタイルで来ると思います。それに備えて私は100%の体調を整えてきました」と語った。
世界初挑戦の清水は「試合が決まったのが3ヶ月前、とうとうその時が来たなと思います。コンディションがすごくいいので、当日はいい試合が見せられると思っています」と意気込んだ。
ラミレスについては「当たり前ですが、うまい、そしてめちゃくちゃ早い。後は感覚的なものだと思うので、対峙していかないとどうなのかな、というところです」と語った。
松本トレーナーは「ラミレス選手は金メダル2個、銅メダルの清水が挑戦しますので、技術的にも素晴らしい試合になると思います。日本人の魂というか、相手が金メダル2個でも世界チャンピオンになろうとする清水の姿を日本の皆さんに見せられるように、そして清水が世界チャンピオンになる姿を見せられるように頑張らせます」と語っている。
ラミレスはこの計量では笑顔でリラックスした様子で調子は良さそうだ。清水の初世界戦での世界奪取にも大きな期待が集まる。清水が世界王座を獲得すれば、37歳と134日で国内男子選手最年長記録となる。
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