2023/07/28（金）UP
（最終更新：2023/07/28 18:03）

ケラモフは朝倉未来戦へ向けて自信を見せた

　7月30日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『超RIZIN.2』の直前インタビューが行われ、RIZINフェザー級タイトルマッチで朝倉未来（トライフォース赤坂）と対戦するヴガール・ケラモフ（アゼルバイジャン）が登場した。
　ケラモフは21年6月には当時の王者・斎藤裕にスプリットの判定で敗れたが、その後、中島太一、山本空良に2連勝。今年4月には、堀江圭功から“怪力スリーパー”で一本勝ちしている。

【フォト】ケラモフ、堀江圭功を“怪力スリーパー”で絞め上げる瞬間

　リラックスした表情で記者の前に現れたケラモフは、「とてもいい気分で、体調も万全です」と話し、タイトルマッチになったことについては「とても嬉しいです。ベルトを獲るのが夢でしたので、自分のモチベーションになりました」とかなり気合いが入っている様子だ。

ケラモフは前回の試合で堀江から一本を奪っての勝利となった©️RIZIN FF

　母国のアゼルバイジャンでは、今回の試合が生放送されるようで、「本国のファン、家族も含めて、みんなが試合を注目することになるので、もちろんモチベーションは高いです。RIZINのことを母国の格闘技ファンで知らない人はいないと思うので、ここで勝つことは大きな勝利を意味しています」とケラモフは興奮気味に話した。

　朝倉の印象をケラモフは「いい選手だと思いますが、打撃、レスリング、寝技、どの局面でも私が優れていると思います。朝倉が自分よりも優っている点は、何も感じていません」と自信満々に語った。

　だが試合展開は、「決して楽な試合にはならない。相手はベストの一人、とても見応えのある試合になると思います」と前回の堀江戦のようにはいかないと思っているようだ。朝倉がピットブル兄弟と一緒に練習しているが「そのことは、もちろん知っています。私もサウスポー対策を含めて練習してきましたし、準備はできています」と気にしていないという。

　フィニッシュについては、「打撃も含めて、いろいろな想定をしています。レスリング、絞め技、どういう展開になっても、どの展開でも勝てるようにイメージしています。早く決着をつけたいと思っています」とした。

　母国のために、夢のためにRIZINのベルト獲得を目指すケラモフ。脅威のパワーが朝倉未来の描く理想を打ち砕くことになるのだろうか。

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