【K-1】KANAにも勝利したKrush王者・壽美が引退「キックができて幸せでした」脳の症状で
8月1日、第5代Krush女子フライ級王者で、K-1女子の絶対王者KANAにも勝利した壽美(NEXT LEVEL渋谷)がSNSを更新し「急遽引退をすることになりました」と発表した。
理由は「脳の症状が再発」によるもので、壽美は21年9月から”脳震盪後症候群”で休場していた。
【フォト・動画】壽美が計量で力強い二の腕見せる、KANAを”完封”した試合
壽美は20年11月、対日本人無敗でK-1女子フライ級の王者KANAに完封勝利する番狂わせ(ノンタイトル戦)を起こし、一躍注目ファイターに。
21年にはKrush王者にもなり、22年3月にはKANAの王座への挑戦が決まっていたが、スパーリングでの脳震盪後症候群を発症し欠場していた。
以後リングには立っておらず、戦績は16戦12勝(2KO)4敗。
壽美はSNSで、RISE王者の小林愛三、元RISE王者・紅絹やグレイシャア亜紀ら同門の仲間たちと、笑顔で勝利トロフィーを持った写真を投稿。
文面には「5月の終わりのスパーリングで、脳の症状が再発してしまって、急遽引退をすることになりました」と脳の症状で引退すると発表した。
さらに「復帰に向けて、夢に向けて本気だったし、なによりもキックボクシングという競技大好きだったからこそ、このような結果で終わってしまってとても悔しいです」と綴る。
壽美は欠場後も「今出来ることを」と練習を続けており。今年2月には「スパーが出来るようになりました」と報告。今夏への復帰に向けタイ修行なども行っており、無念の気持ちがうかがえる。
続けて「でも、キックボクシングに本気になれたおかげで、技術だけでなく心の面でたくさん大切なことを学べました。そして、私はたくさんの出会いがありました」と記し、最後に「キックができて幸せでした」と結んだ。
投稿には元RISE王者・寺山日葵や、ONEファイターの上久保周哉らが「お疲れ様でした」とねぎらいのコメント。
ファンからも「復帰待ってたから残念だけど本人が一番残念だよな」「KANAに勝てる唯一の選手と願ってたけどこればっかりは仕方ないな…夢を魅せてくれてありがとうございました」と惜しむ声で溢れた。
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