2023/08/07（月）UP
（最終更新：2023/08/07 20:14）

BLACKライト級王座決定戦に挑む大谷翔司（左）と久井大夢（右）、中央は宮田プロデューサー

　9月16日（土）東京・後楽園ホールで開催される『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.4』の対戦カード発表記者会見が8月7日（月）都内にて行われた。
［KNOCK OUT-BLACK（ヒジ無し）ライト級王座決定戦］で大谷翔司（スクランブル渋谷）と、初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者・久井大夢（日本/TEAM TAIMU）が激突する。当初、4選手による王座決定トーナメントが予定されていたが、2名による王座戦へ変更となった。

【動画】久井大夢、K-1で破格のポテンシャル見せて勝利

意気込みを語る大谷

　大谷は陸上自衛隊に所属していた過去を持つ異色のファイター。破壊力のあるパンチと打たれ強さを武器とするJAPAN KICKBOXING INNOVATIONライト級王者だ。前王者・バズーカ巧樹と王座を争った経験もあり、今年6月にはKrushで児玉兼慎に判定勝ちを収めている。

　対する久井はKNOCK OUTのアマチュア大会で優勝を重ね、プロデビュー。17歳ながらプロ3戦目でKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者に。今年7月にはK-1両国国技館大会に参戦し、第6代Bigbangフェザー級王者・龍斗に勝利を収めている。

　お互いにK-1グループで勝利を収めて、勢いに乗る中、王座決定戦に出場する。

初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者・久井大夢

　久井は「タイトルマッチなので、めっちゃ気合入っています。毎回そうなんですけど、勝つこともそうですが、最近倒せていないのでそこを意識してやろうかなと思います」、大谷は「トーナメントからタイトルマッチになったということですが、どちらにせよ自分がベルトを巻くのでやることは変わらないです。これからKNOCK OUTを背負って、ライト級を盛り上げていくために絶対に落とせない試合になるので、必ず勝ち取ります」とそれぞれ意気込みを語った。

　今年7月のK-1では、打たせずに打つテクニックも見せた久井。フィジカルが武器の大谷を相手にどのような戦いを見せるのか。大谷にとっては、念願のKNOCK OUT王座初戴冠を目指す戦い。大谷がキャリア差を見せて勝利するか、それとも久井の2階級制覇か。

宇佐美秀メイソン（Battle Box）の参戦も決定

　また、宇佐美秀メイソン（Battle Box）の参戦も決定。対戦相手は未定で、今後発表される予定だ。

　宇佐美は、RIZINにも参戦する宇佐美正パトリックの実弟。幼いころから始めた空手をベースとし、新極真空手全日本ドリームカップ優勝、新空手全日本大会K4グランプリ優勝など輝かしい実績を誇る。関係者の間では「10年に1人の逸材」とも評価されている。
　昨年12月には『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島』で初のキックルールに挑戦し、アルバート・クラウスに判定勝ち。続く今年3月には杉原新也に判定勝ちを収めている。

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