ダンシーあずさ、安井友梨ら”ビキニフィットネス”で初のスポーツ功労賞に「まさかこの日が来るなんて」

2023/08/11（金）UP
（最終更新：2023/09/11 05:03）

　日本ボディビル・フィットネス連盟（JBBF）は10日、文部科学省が主催するスポーツ功労賞を受賞したボディビルダーやフィジーク、ビキニフィットネスの選手を発表した。
　中でもビキニフィットネスでは初受賞で世界選手権で銀メダルの安井友梨、同大会銅メダルのダンシーあずさが初受賞にインスタグラムで喜びを報告した。

【フォト】安井友梨とダンシーあずさのビキニの競演

　これは8日都内にて行われた『スポーツ功労者顕彰等に係る文部科学大臣顕彰及び表彰式』で長岡大臣より表彰されたもの。
　安井は「オリンピック選手の皆様と一緒にスポーツ功労者として受賞させて頂ける日がまさか来るとは本当に夢のようです。これからも、このすばらしい“スポーツ”競技を一人でも多くの皆さまに知ってもらい、競技普及に微力ながら貢献させて頂きたいと思っております。そして、JBBFの選手であるという誇りを胸に、必ずや今年こそは世界選手権で世界一になれますよう一層精進してまいります」と喜びをつづった。

　そして、ダンシーあずさは「私がビキニフィットネスを始めてから、こうして文部科学大臣の方から表彰していただけるアスリートになれるとは夢にも思っていませんでした！オリンピック•パラリンピック競技の中にボディビル競技が一緒に表彰式に招いていただけたことはボディビル競技にとっても大きな一歩を踏み出したように感じます。JBBFの選手として国内大会で結果を残し、日本代表として選出していただき、国際大会へ出場して結果を残せたことが今日の名誉ある賞を受賞することにつながりました」とし「皆様の期待を胸にさらに飛躍の年にしたいと思います」と意気込んだ。

　また、ビキニフィットネス世界選手権マスターズ3位の長瀬陽子は「私の人生の中で46歳になってこんなスペシャルな事が起きるなんて。私はJOC傘下のJBBFのビキニフィットネス選手である事を誇りに思います」とX（ツイッター）で綴った。

　これまでボディビルダーやフィジーク選手がスポーツ功労賞の受賞はあったが、ビキニフィットネスでは初。ビキニフィットネスは2014年に日本で初開催された歴史の浅い競技だがスポーツとして認められた大きな一歩となった。

『スポーツ功労者顕彰等に係る文部科学大臣顕彰及び表彰』
（JBBFの受賞者）

■文部科学大臣顕彰者
世界選手権マスターメンズフィジーク50歳以上級優勝　田村宣丈選手
世界選手権マスターメンズフィジーク40～44歳級優勝　大島健一郎選手

■国際競技大会優秀者表彰者
加藤直之選手 ボディビル
井上裕章選手 ボディビル
田村宣丈選手 メンズフィジーク
大島健一郎選手 メンズフィジーク
関口貴夫選手 メンズフィジーク
澤田めぐみ選手 女子フィジーク
清水恵理子選手 女子フィジーク
大谷美咲選手 ボディフィットネス
安井友梨選手 ビキニフィットネス
長瀬陽子選手 ビキニフィットネス
ダンシーあずさ選手 ビキニフィットネス
橋本智選手 ビキニフィットネス
国田海月選手 ビキニフィットネス

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