【UFC】“コリアンゾンビ”、KO負け後に”傷だらけの顔”ベッドで引退宣言「これで十分だ」
8月26日にシンガポール・インドアスタジアムで開催された『UFCファイトナイト』メインイベントのフェザー級マッチにて、同級1位のマックス・ホロウェイ(米国)に3回KO負けし、現役引退を宣言した“コリアンゾンビ”ことジョン・チャンソン(36=韓国)。一夜明けた本日27日、自身のSNSで引退への想いを語った。
【フォト&動画2点】コリアンゾンビ、ベッドで”傷だらけの顔”、引退試合でKO負けの瞬間、退場の花道で会場が大合唱の感涙シーンも
チャンソンは自身のインスタグラムに病院のベッドに横たわる様子の写真を掲載。引退への想いを綴った。
「全てを成し遂げることは出来なかったが、これで十分。これ以上を望むのは欲張りだと思い、辞めようとと思います。私がやってきた事以上に皆さんは私を愛してくれました」とファンや家族、支えてくれたスタッフ感謝。
今後については「これからの人生は、これまでの様に比較され、評価される事はないと思うと、ホッとしスッキリしますが、不安でもあります。これからは何をやるにも最善を尽くし、本気でやっていきます。今まで、コリアンゾンビを愛してくれて本当にありがとうございました」とUFC、ダナホワイト社長、”介錯人”を務めたホロウェイにも感謝の気持ちを述べた。
ホロウェイ戦、チャンソンは序盤から卓越したボクシング技術を持つホロウェイのパンチに翻弄。3R、ホロウェイのパンチを受けながらも前に出たところをカウンターを被弾、壮絶ダウンしKO負けした。
最初から右膝に黒サポーターを巻き、試合中もバランスを崩す場面が多く踏ん張りが効かない状態だったチャンソン。肉体的にもこれが限界だったのかもしれない。
試合後のマイク、チャンソンは「この競技を始めてから私はずっと王者を目指して頑張ってきました。ランキング3位、4位、5位になるためではありません。ホロウェイ戦に向けて全身全霊で準備してきました。倒せると信じていましたが、結果、敗れました。今後、(タイトル戦の)チャンスはないと思い、私はここで現役引退します」といい、グローブをマットに。
退場の際、お馴染みの入場曲「ゾンビ」(クランベリーズ)がかかると、会場の観客は大合唱。チャンソンが多くのファンに愛されれてきた故だろう。
チャンソンは戦績17勝8敗でそのキャリアに幕。無尽蔵のスタミナと一発で相手を倒すパンチ力、そして決して諦めないアグレッシブファイトで多くの名勝負を生み、vs日本人戦では、小見川道大、石渡伸太郎、金原正徳らと激闘。UFCでは敗れたものの2度のタイトル戦を経験した。今後は後進の育成をより強めることが考えられるが、今後もその活躍に期待したい。
▶︎次ページは【フォト&動画2点】コリアンゾンビ、ベッドで”傷だらけの顔”、引退試合でKO負けの瞬間、退場の花道で会場が大合唱の感涙シーンも
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【UFC】元王者ホロウェイ、豪快フックで“介錯”KO!敗れた“コリアンゾンビ”は現役引退
・【UFC】“レスリングエリート”中村倫也、寝技攻勢でデビュー戦快勝!プロ全勝記録を「8」に
・【テレビ・配信】『ROAD TO UFC』神田コウヤ、鶴屋怜、原口伸、上久保周哉ほか生中継・放送・配信情報
・【UFC】木下憂朔、悔しい2戦連続のTKO負け、悶絶ボディに轟沈
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!