【ボクシング】重岡優大”4連続”KO宣言!40戦の王者に「KOします」弟と同時世界王者なるか=10.7大田区
10月7日(土)東京・大田区体育館にて開催されるプロボクシングイベント『3150FIGHT vol.9』の対戦カード発表会見が、6日都内にて行われ[WBC世界ミニマム級タイトル統一戦]として、同級暫定王者・重岡優大(ワタナベ)と、同級正規王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)との統一戦が発表された。
この試合は今年4月16日に予定されていたが、一週間前にプラダブスリのインフルエンザにより中止となっていた。
重岡は予定されていた4月16日、元WBO世界ミニマム級王者ウィルフレド・メンデスとWBC世界ミニマム級暫定王座決定戦を行い、7回TKO勝利し暫定王座を獲得。
パンヤとの統一戦が見込まれていたが、その後、パンヤは6月に同級10位の田中教仁を相手に防衛戦を行い、KO勝利した。
重岡は会見で「(パンヤが)過去に田中選手とやったとか、インフルとかはどうでもいい。リングの上でやることは決まってる。どっちが正規の王者か、リングでわからせる」と鼻息荒い。
さらに「暫定チャンピオンの座に、一番すっきりしてない、満足もしていないのは自分自身。この一戦は今までとは違う」と統一戦に向ける気持ちは強い。
試合の内容については「KOします、以上です。僕のボクシングでの課題は、KOにこだわること」とKO宣言だ。
重岡は前戦でも左ボディ一撃での衝撃KO勝利、アグレッシブに攻め込む様子は観客を熱くさせる。戦績は7勝(5KO)無敗で、ミニマム級では脅威のKO率70%超え。現在は3連続KO勝利中だ。
しかし相手の正規王者パンヤのKO率も高く、40戦(24KO)1敗と、KO率60%の歴戦の強者だ。今回は5度目の防衛戦となる。
ZOOMで会見に参加したパンヤは、6月に重岡ではなく田中教仁戦を行ったことについて「病気が治って、調整の意味でも試合を挟みたかった」と言う。重岡については「パンチがあるので気を付けたい」と警戒する。
この試合の入札では、亀田興毅氏が代表取締役を務める亀田プロモーションが、ミニマム級では破格の約3000万円を提示。興行権を勝ち取った。
亀田氏は「金額は気合の現れ。兄弟同時の統一戦を決めていたので、引いたらあかんなと」思いの強さを明かす。
会見では、弟でIBF世界ミニマム級暫定王者の重岡銀次朗(ワタナベ/9勝7KO無敗)が、バッティング・無効試合の因縁の相手、同級正規王者のダニエル・バラダレス(メキシコ)と戦うことも発表された。
果たして勝利の女神は微笑み、弟・銀次朗との同時戴冠を成し遂げることが出来るか。
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