【RIZIN】鈴木千裕、アゼルバイジャンの地でケラモフを挑発した理由とは

2023/09/15（金）UP
（最終更新：2023/09/15 18:52）

　11月4日（土）アゼルバイジャンにて開催される『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』では、フェザー級タイトルマッチとして王者ヴガール・ケラモフ（アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB）と鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）が対戦する。
　14日の対戦カード発表会見で、鈴木がケラモフのベルトを強奪するなど挑発した事が話題になっているが、その理由について鈴木は同日、自身のYouTubeチャンネルで「殺意バチバチのケラモフと戦いたかったから、（怒りを）引き出した」と明かした。

【フォト&動画】鈴木が暴走！ケラモフのベルトを奪い取る、フェイスオフでの乱闘も

　鈴木は会見で、マウスピースを口に装着すると、ケラモフの所へ近づき、目の前にあったベルトを奪い肩にかけて勝利をアピール。そして「俺がチャンピオンになる、覚えておけよ！」と吐き捨てた。
　さらにフェイスオフでも、額をつけて睨み合うと、ケラモフが鈴木を両手で突き飛ばす。これに怒った鈴木が右の拳を振り回して殴りかかり、関係者に止められる場面があった。

　今回の動画では、一連の行動の理由について「どうせ戦うなら殺意バチバチのケラモフと戦いたかったから、（怒りを）引き出した。思いっきり怒らせて、本気のケラモフと戦いたい。それで俺がKOしたら誰も文句言わない」と説明。ケラモフの本気を引き出すのが狙いだったようだ。

　続けて「アゼルバイジャンの国民も、テレビ見てる人も全員ケラモフの味方してくれ。11月4日俺がKOしてガッカリさせてやる」と完全アウェイの空気にも、全く怯んでいない。「俺も超エンジン掛かって本気、ケラモフも殺意で溢れてると思うし、その状態で勝った方がチャンピオンのありがたみが分かる」とすでに気合い十分の様子だ。

　動画のコメント欄には、「異国での盛り上げ役として、度胸が座っていて最高にカッコよかったです」「アゼルバイジャンでも稲妻落とそう！」「会見面白かった笑。試合めちゃくちゃ期待してます！」と鈴木を応援する声が多く寄せられていた。

　短期間でクレベル・コイケ、パトリシオ・ピットブル、そしてケラモフと、強敵との試合が続く鈴木。それでも何か起こしてくれる期待感があるのは間違いない。11月、鈴木がどんな試合を見せてくれるか注目だ。

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