【RIZIN】木村ミノル、ドーピングの理由を説明「勝ちたい一心、一つの技術と勘違いした」
ドーピング検査の結果が“陽性”となり、RIZINに半年間の出場停止処分が下された、元K-1王者・木村“フィリップ”ミノル(Battle-Box)のインタビューが、所属ジムのYouTubeチャンネルで公開。木村はドーピング行為の理由について告白。「勝ちたい一心、一つの技術と勘違いした」と本音を語った。
【フォト】ドーピングが疑われていた木村の“ムキムキすぎる”ボディ
木村は冒頭で「ドーピング検査で陽性反応が出てしまい、直近で戦った3選手(矢地祐介、クンタップ・チャロンチャイ、ロクク・ダリ)にお詫びを申し上げたいです。ファンを裏切った形になってしまい、心から反省しています」と深く謝罪。
禁止薬物を使用した経緯については、K-1離脱後であることを改めて話す。沖縄でのトレーニングの際に「体調とモチベーションの釣り合いが上手くいかなくて、精神的に悩んだことがあって、(ドーピングに)頼ってしまった」とする。
K-1離脱後、試合が決まった後にも禁止薬物のクレンブテロールを使用していた木村。
「勝負師としてダメですよね。正々堂々な勝負じゃない。今思えば、弱い自分の心に支配されたなと。勝ちたい一心ですね。強さへの憧れというか。僕の階級は世界と戦う上で、ちゃんと強いクラスになる。僕は海外の選手と戦ってきて、僕こそ(相手がドーピングをしているのではないかと)異変を感じた試合は沢山ありますし、そんな中で僕は正々堂々と挑んで負けて、それで終わるのがとにかく嫌だった。その悔しさから(ドーピングの)知識を得るのも、一個の技術というのを僕の中で勘違いしてしまっていた。一種の正義というか、今やるべきことと勘違いしてしまっていた。その知識を付けるのが勝つ術だと。今思えば本当にダメで間違っている。今正直に話すと。これが全部ですね」と本音を吐露した。
続けて「僕は小さい時から格闘技しかやっていなかったので、栄養の知識、運動力学を学ぶ時期もあって、海外のドーピングについて、詳しく調べた。体への理解が深まっていく中で、これも“進化の仕方”という風に間違った考えを持っていた。間違った方向だったけど、自分の体と向き合った期間ではあるので、次はちゃんと僕が持っているエネルギー、情熱を全部クリーンな方に移行して、クリーンな身体を作って、かつ最強の変わらない強さ、より強くなった姿を見せることを追及してやっていきたい」とコメントしている。
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