【BOM】計量パスの名高がKO予告「稲妻のような攻撃に注目して下さい」
10月1日(日)神奈川・横須賀市にある神奈川歯科大学体育館にて開催される『Amazing Muaythai,Road to Rajadamnern × Shimizu presents BOM 44』の前日計量が9月30日(土)神奈川・横浜にあるエイワスポーツジムにて行われた。
タイで行われているムエタイ大会と同じくカードの中盤にメインカード(1st MAIN EVENT)が配置され、第5試合(52.16kg)で対戦する名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)は52.08kg、チョンデン・シッダマン(タイ)は51.58kgで計量を一発クリアーした。
今回、地元・横須賀での試合となる名高は今年7月にラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座も獲得し、外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム2階級制覇王者に。その後も快進撃を続け、8月12日には、タイ・ラジャダムナンスタジアムにて開催された『ラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)』のメインイベントで同スタジアム認定フライ級タイトル初防衛戦を行い4R KO勝ち、9月のRWSでもラオスのスーウィチャイにKO勝ちし、現在24連勝を誇る。
ここ数戦は1カ月に1試合とハイペースで試合が続いている名高は、疲労が心配されるところだが、「多少は疲れはありますけど、この試合までの期間も体調はバッチリ整えられたので問題はないです」と余裕の笑み。
対戦相手については「今日初めて相手を見たら予想していた通り、自分よりも背は高く、あとは試合の時にどちらの構えでくるのか気になるだけです。練習ではどうフィニッシュにつなげるかを凄くイメージしてきたので3R以内には倒したいと思います」とKO予告。
「ボディへのパンチかヒジで倒します。痛めつけるというか、タイミングよくスパッと倒します。稲妻のような攻撃に注目して下さい。僕の試合を見て“吉成名高は凄い”と思ってもらえる試合をします」と自信に満ちたコメントを残した。
また、第12試合の最終試合(2nd MAIN EVENT)で対戦(57.15kg)する朝陽・PKセンチャイムエタイジム(=品川朝陽/PKセンチャイムエタイジム)は56.92kg、ルックボール・LBムエタイ(タイ)は56.56kgで計量をパス。
朝陽も名高と共にジュニア時代から様々なアマチュアタイトルを獲得し、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王座などのタイトルを次々と獲得。2021年12月にはONEと本戦契約をし、のちにONEムエタイ世界ストロー級王者となるジョセフ・ラシリと対戦経験もある。前戦となった8月のBOMでは、プロムエタイ協会とムエサイアムのタイトル獲得歴があるムーンペットを左ボディブローで初回KOでリングに沈めており、連勝を狙う。
計量後、朝陽は「相手はボディが薄かったので、ボディブローが効きそうだと思いました。3Rか4Rあたりで仕留めたい」と意気込む。「僕と同じようなファイトスタイルでパンチと蹴りを得意としているので、間違いなく面白い試合になると思います。ガツガツ来てくれると僕も楽しく試合できるので嬉しいです。ぜひ打ち合いたい」と打ち合いも問題ないという。
「国内での試合はラストになると思います。前回はメインでしたが、今回は名高になり、僕は試合順ではラストになるので大会をいい形で締めるためにもKOで終わらせたい」とKOで大会を締めると宣言した。
なお、今大会と11月26日(日)大会では、12月22日(金・現地時間)にタイ・ラジャダムナンスタジアム興行への出場を懸けた査定試合“Amazing Muaythai,Road to Rajadamnern”を実施することが決定(今大会では3試合)。また2024年2月12日(月・祝)にはBOMプロモーションが後楽園ホールに初進出、『RWS(ラジャダムナン・ワールドシリーズ)JAPAN(仮)』を開催することが発表された。
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