【新極真・世界大会】入来建武が練習打ち上げ、日本王座危機も「世界一の仕上がり」“高速パンチ女子”目代も絶好調
4年に一度行われている新極真会主催のフルコンタクト空手の全世界大会が、10月14日(土)~15日(日)の二日間に渡り、東京体育館で行われ103の国と地域から精鋭169名(組手)が参加する。
10日、日本 男子の部のエース・入来建武や”高速パンチ女子”目代結菜らが最終稽古を終了。東京城南川崎支部長・入来武久師範がSNSで報告し「建武は世界一の仕上がり」と胸を張った。
この大会は体重無差別。昨年の世界ウェイト制大会重量級では入来、目代ともに準決勝で敗退し海外に王座を奪われ、日本王座の危機と見られているが、仕上がりは抜群のようだ。
【フォト&動画】世界大会に向け、入来、”高速パンチ女子”目代が追い込む!
前回19年の第12回世界大会は、島本雄二が15年の第11回世界大会に続き連覇した。
その島本と世界一の座を争ってきたのが入来で、日本の現エースである。第11回世界大会では準優勝。全日本大会3連覇、フルコン空手統一団体のJFKO主催の国際大会、全日本大会を制するなど、実績は世界トップクラスだ。
武久師範は10日、SNSに「世界大会に向けて強化稽古、本日無事に最終稽古終了しました。世界一の仕上がりです。絶対大丈夫。あとは『人事を尽くして天命を待つ』のみ」と綴る。
師範に話を伺うと、外国人対策の空手の稽古に加え、ウエイトトレーニングなどフィジカルもパワーアップ。「重量の記録も上がっており、それが大きな自信に繋がっている」と言う。
さらに「建武はこれまでにない絶好調ぶり。アクシデントが無い限り優勝は100%」と太鼓判を押した。
また他の城南川崎支部の出場選手については「澤井天心や吉沢穂高は 軽量級・中量級選手だが、優勝の可能性はある。緑健児代表も、無差別の世界大会で優勝している」と語り「大型外国人相手にどのような戦いになるか、徹底対策している」とこちらも期待が持てそうだと言う。
澤井は昨年の全世界ウエイト制大会で、軽量級3位。今年の第8回JFKO全日本大会では軽量級優勝と、期待の星だ。軽やかでダイナミックなステップから、威力ある突き蹴りをヒットアンドアウェイする技巧派だ。
?澤は昨年の全世界ウエイト制で中量級優勝。今年の第8回JFKO全日本大会中量級では、福地勇人を破り決勝進出も、ベテラン前田勝汰に敗れたが、前へ前へと出てはパワフルな突きを繰り出し、さらに殺傷力のあるローを武器とする。
さらに女子のホープ・目代結菜については「世界ウエイト制では大型選手に負けたが、それを大きな経験として肉体改造し、パワー対策をしっかりやってきた。こちらも優勝の可能性は十分ある」と1年前の世界ウエイト制から進化したと言う。
目代は19年に第1回アジアフルコンタクト空手大会の女子軽重量級で優勝、昨年の世界ウエイト制では重量級3位に入賞している。異名の通り、容貌に似合わぬ速射砲のような高速パンチ連打を得意としている。
いよいよ今週14日に迫った世界大会、入来を始めとし、精鋭の揃った城南川崎支部の活躍に期待したい。
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