2023/10/22（日）UP
（最終更新：2023/10/30 19:42）

K-1女王・KANA(C)K-1

　K-1女子フライ級の絶対女王・KANA（31=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）が21日、自身のSNSを更新。ONEChampionshipとチャトリ代表をタグ付けして「世界最高の舞台で戦いたい」とアピール。これにチャトリ代表が「ONEで会いたいよ、KANA！」と反応を示した。これには、ファンからも期待の声があがっている。

【フォト&動画】KANAの呼びかけにチャトリ代表が反応、対戦を熱望するアニッサ・メクセンのKOシーンも

　数年前から、女子キックボクシングのパウンドフォーパウンドと評価されるアニッサ・メクセン（35=フランス）に対戦要求をしてきたKANA。タイでスパーリングをした事があり、その時はボコボコにされたという。昨年の会見でも「同じ階級の選手で、こんな強いヤツがいるんだと知りました。K-1が一番であることを証明するためにも強い選手と試合をしたいと思いました」とK-1王者のプライドを懸け、対戦したいと話していた。

女子キックボクシングのパウンドフォーパウンドと評価されるメクセン（左）©️ONE

　すると、その当のメクセンが20日に自身のインスタグラムで「私と対戦したいならONEChampionshipに招待しますよ。試合後に毎回声かけてくれるんだから、準備は万端だよ」と投稿。

　これに対しKANAは「世界最強のあなたとの戦いを私は望んでいます。私はあなたの存在を知ってから最強を追い求めリスペクトしあなたと戦う為に進んできました。あなたと戦えるならいつでもどこでも戦います」と返答。

　さらにKANAは、ONEChampionshipとチャトリ代表をタグ付けして「世界最高の舞台で戦いたい」とアピール。これにチャトリ代表が「ONEで会いたいよ、KANA！ ONEでアニッサと戦いたいなら、やろうよ！」と前向きな反応を示した。

　一連の投稿に読者からは「実現して欲しい、ビッグマッチだ」「実現を心より願います」「最高の試合が見たいです！」と対戦の実現に期待の声が寄せられている。

　KANAは19年の初代女子フライ級王座決定トーナメントを制して、初代王座に就くと、昨年6月のK-1女子大会でスーリ・マンフレディにKO勝利し王座を防衛。そして今年3月、フンダ・アルカイエスをカーフキックで戦闘不能に追い込み、2度目の防衛。7月にも、マッケンナ・ウェイドを左ミドルキック一発でKOし、3度の王座防衛に成功している絶対女王だ。

　一方のメクセンは、WPMFやWBCムエタイ王者、17年にはGLORY世界スーパーバンタム級王座を獲得。現在はONEに参戦して3連勝中の超強豪選手。103勝（33KO）5敗という驚異的な記録を持っている。

　試合の成立は、契約など複雑な問題が絡むが、果たして実現するのだろうか。正式な発表を待ちたい。

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