【RIZIN】扇久保博正、3連敗中での相手は元UFC強豪ドッドソン!「次が最後くらいの決意で」
12月31日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.45』の対戦カード発表会見が26日都内で行われ、RIZINフライ級(57.0kg)マッチとして扇久保博正(パラエストラ松戸)vsジョン・ドッドソン(アメリカ/JACKSON-WINK MMA)が決定。
現在3連敗中と後が無い扇久保だが、ここで元UFC強豪のドッドソンを迎える。会見では「次が最後くらいの決意で戦えれば」とこの試合に懸ける想いを語った。
【フォト】扇久保が朝倉海との激闘を制してGP優勝を飾る!ドッドソンのKOも
扇久保はRIZINバンタム級JAPAN GRAND-PRIX 2021優勝者。しかし、その後はキム・スーチョル、堀口恭司、フアン・アーチュレッタに敗れており、今回は負けられない一戦となる。
対するドッドソンは、13年と15年に当時のUFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソンの持つベルトに挑戦した(判定負け)ことのある強豪。昨年末にはRIZINに参戦し、所英男に圧巻KO勝ち、今年5月には当時14連勝中だった竿本樹生にも判定勝利している。
会見で扇久保は「今の目標というのは、RIZINフライ級のベルトを巻くという事と、RIZINフライ級を盛り上げる事です。その為にこの試合必ず勝ちます。ドッドソンは過去に2度、UFCでデメトリアス・ジョンソンとタイトルを懸けて戦っている選手で世界的に見ても有名です。その選手に僕が勝って、RIZINフライ級でドッドソンに勝つ選手がいる事を世界に見せつけます。(そうすれば)来年、フライ級GP(実現)という所にも繋がると思うので注目してください」と今後の目標を掲げ、力強く意気込んだ。
また、大みそかはファンにどんな姿を見せたいか問われ「今3連敗中という事で、自分自身も後が無いと思ってますし、次が最後くらいの決意で戦えれば。でも今回かなりコンディションも仕上がって来てるので、良い試合が見せれると思ってます。36歳で年齢も結構おっさんになって来て、3連敗中でヤバいんじゃないかと思ってるファンの方もいると思うんですけど、それでも諦めず戦い続けてここで勝てば、見てくれるファンの人に勇気を与えられると思うので、そういう所を見て欲しいです」と引退も覚悟した自身の気持ちを語った。
一方のドッドソンは会見に出席しなかったが、主催者を通じて「日本にまた戻るのが待ち遠しい。日本の雰囲気は大好きで特に大みそかの雰囲気は最高でその一部として関われる事を誇りに思う。博正は前から俺の名前を出して対戦要求していたが、今回俺がなぜ世界トップクラスと言われるのか思い知る事になる。軽々しく対戦要求した事を後悔するだろう。また同じ日にフライ級のタイトルマッチがあると聞いた。という事は俺のベルトコレクションが近いうちにまた増えるという事だ。タイトルマッチの勝敗に興味はない。俺にベルトを渡してくれる役を決めるだけの試合だ。俺の試合はとにかく動きが多い、みんな俺の試合で思い切り楽しんでもらいたい」と自信満々のコメントを寄せた。
同大会では、RIZINフライ級タイトルマッチで堀口恭司と神龍誠が王座を争うが、扇久保とドッドソンの勝者が次期挑戦者に相応しいと言えるだろう。果たして勝利してタイトルに絡むのはどちらになるか。
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