【ONE】2連続KOの“日本代表”リカルド・ブラボ「絶対ベルトを取りに行く」
11月10日(金)にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONE Friday Fights 40』の165ポンド契約ムエタイ にて、オリバー・ハンセン(20=ノルウェー)を相手に逆転KO勝利を飾った“RISE代表”リカルド・ブラボ(23=アルゼンチン/WSRフェアテックス)の試合後インタビューが主催者を通じて届いた。
インタビューでリカルドは「絶対にベルトを取りに行く」とベルトへの思いを語った。
【動画】リカルド、ハンセンから大逆転KO!2戦連続の“ボーナス獲得”大激闘に
試合は1Rに2度のダウンを奪われたリカルドが、試合残り1秒で大逆転勝利を飾った。試合を終えてリカルドは「もう少し簡単な試合になるのかなと思っていたけど、1R目に良いパンチをもらいダウンを取られてちょっとびっくりしました。でも諦めなかったので、3Rまで我慢して、KOできたのですごく嬉しいです。決めたことをちゃんとできたから、すごく嬉しいです」と勝利を喜ぶ。
ラウンド間のインターバルではどんなことを考えていたか問われ「やっぱり休憩の時、自分の普段の体重が75〜76kgしかないから、相手がデカいなってことを思っていた。休憩中にこの階級(ライト級)で大丈夫かなと感じたので、後で自分のチームとその話をしないといけない。あとはちゃんと自分の家族のことを考えていて、勝っても負けても良いけど、本当に良い試合を、最後まで良い試合をしようと思っていました。それで最後のラウンドにぶっ飛ばしに行きました」と話した。
対戦したハンセンの印象を「強いか弱いかは本当に言わないけど、自分の身体より凄く大きい。計量の日、自分は余裕で1kgアンダーでしたが、相手はギリギリに落としてきた。今日会った時に、5〜6kg戻ったかなと思った。思っていたより、めちゃくちゃデカかった。だから(チームと)階級の話はしなくちゃいけないけど。強かったし、気持ちも強かったし、デカかったです」と身体の大きさを強調、今後は階級も含め考えるという。
これで2連勝となったが、次戦いたい相手について「本当に77kgのベルトを取りたいから、少し休んで怪我を治して、ちゃんと階級のことも相談してから準備をする。77kgだったら、チャンピオンでも良いし、シンサムットでも良いし、強い選手と戦いたいです」とし、今後の目標は「ONEのベルトを取りに行きたいです。ちゃんと家族が日本に住むために、頑張ってこっちに呼びたいです」とベルトへの意欲を見せた。
最後に、日本のファンへ向けて「まだまだこれからです。自分がもっともっと強いと思ったけど、ダメなポイントがたくさん、気をつけないといけないところもたくさんあるから、もうちょっと身体の準備をして、絶対にベルトを取りに行きます。(だから)みなさん応援してください。あと、来年からちゃんとウィラサクレックジムが、タイにもオープンしますから、皆さん練習しに来てください。私もいると思いますから、タイでも日本でも練習一緒にやりましょう。ありがとうございました!」とメッセージを送った。
2戦連続のKO勝利で、前回に続きファイトボーナスも獲得したリカルド、次戦のパフォーマンスにも期待したい。
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