【K-1】王者・金子晃大、中国シャンテンに「実力見せてKOが理想」鈴木真彦戦も視野に

2023/11/15（水）UP
（最終更新：2023/11/15 14:29）

　12月9日（土）にエディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 ReBIRTH.2』の[スーパーファイト/-56㎏契約]でラン・シャンテン（中国/深圳盛力人和/CFP）と対戦するK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・金子晃大（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）のコメントが主催者を通じて届いた。

【動画】金子、ライバル玖村将史に剛腕フックで対抗！激戦勝利

　金子は昨年2月の第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント決勝で、玖村将史を破り、悲願のK-1王座を戴冠。6月の『THE MATCH 2022』ではRISEバンタム級王者・鈴木真彦に惜敗も、その後は9月、12月とKOで連勝。今年9月には玖村将史と3度目の決着戦を行い、延長判定勝ちを収めてタイトル防衛に成功した。

　今回戦うシャンテンは、20年GLORY OF HEROES -57kg級トーナメント優勝。翌年にはWLF武林風-57.5kg級トーナメント準優勝となり、トップファイターの仲間入り。23年に中国キックボクシング選手権-57kg級で第三位に入賞した19歳の新鋭だ。

　金子の中で玖村との完全決着戦は意味のある戦いだった。「越えなかったら先は無かったかなっていう、そういう試合でした。試合前に自分の中の志を証明したいと話していましたけど、伝わる人には伝わったかな」と振り返る。

　対戦カード発表会見では、RISEの鈴木真彦との再戦も視野に入れていると語っていたが「鈴木真彦選手に僕は昨年6月の『THE MATCH』で負けているんですけど、鈴木選手は今年3月に玖村選手に負けている。僕が玖村選手に勝ったことで、彼とやる権利が僕の中ではある」とコメント。

　金子にとっては、東京ドームという大舞台で敗北した無念を晴らしたいところ。「試合をしっかり勝っていけば、自ずと辿り着くもの。もう僕は辿り着くものだと思っています。あとはもう勝つだけ」とする。RISEのリングでの試合も厭わないという。

　今回対戦するシャンテンについては「アグレッシブで何でも出来る選手で、簡単に勝てる相手ではないと思っています。攻撃力とかはそれなりにあると思いますし、独自の動きだったりっていうのもある」との印象を語る。

「自分のペースを崩さないように、しっかりと自分のやりたい動きをして仕留めることが大事だと思っています」とKO狙いは変わらずだ。

「今回の試合で勝てないと次に繋がらない。実力差を見せて、KOが出来ればまた次に繋がると思うし、お客さんもその試合に来て良かったなと思えると思うし、しっかり実力を見せてKOが出来ればそれが理想です」と意気込んだ。果たして金子は実力を見せつけてKO勝ち、次のステップに進むことが出来るか。

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