【ONE】武尊、ロッタンとの“世紀の一戦”に「世界最高の殴り合いできる」
アジア最大規模の活動を展開している格闘技プロモーション『ONE Championship』が本日30日、都内で緊急記者会見を行い、来年1月28日(日)に東京・有明アリーナにて『ONE165 Rodtang vs. Takeru』を開催することを発表し、元K-1 WORLD GP 3階級制覇王者・武尊(32=team VASILEUS)とONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)の試合が決定した。
武尊とロッタンは会見に登壇し、それぞれ対戦に向けた意気込みを語った。
武尊は、昨年の『THE MATCH 2022』で那須川天心に判定負けを喫し、その後にK-1との契約が満了すると、フランスで再起戦をKO勝利で飾る。ロッタン戦を熱望してONE移籍を発表し、今回が待望のカード発表となった。
武尊はロッタンの印象について聞かれると「よくファイトスタイルが比較されるので、僕が最初にロッタン選手を知ったのは、武尊みたいな選手がタイにいると聞いてからです。実際に試合を見て、戦って楽しめるという直感がありました。その後、(ロッタンが)天心選手との試合があり、その後にチャンピオンになったことで戦いたいという思いが強くなりました」と明かした。
ロッタンは「武尊の試合を見て、すごく自分のファイトスタイルに似ていると思いました。攻撃的で、激しい試合をしている印象です。天心との試合は、武尊が一方的に負けたとは思っていません」と武尊を高く評価しているという。
また武尊は「ロッタン戦で天心選手よりもいい結果を残して、勝ったとアピーしたいのか?」と聞かれると「僕は、格闘技に三段論法は存在しないと思っています。ロッタン選手にいい勝ち方をしようが、天心選手に勝ったとは言えない。でも、僕の中での負けの悔しさがあるので、それが納得ができるのかなと思っています」と自分の中のケジメのための一戦だと主張した。
天心を巡る“もう一つの世紀の一戦”という意味合いが強くなってしまうが、「日本のファンのみなさんに最後に見せたのは、僕の負けた姿。それは悔しいので、フランスで復帰したんですけど、日本で勝つ姿を見せたいです」と武尊はいう。そして「世界最高の選手を相手に、世界最高の殴り合いができると思います」と断言した。
ロッタンも「ONEの中でも一番、面白い試合になる。KOで決着つけたい」と続いた。さらに武尊がこれまでKO負けをしていないことについては(※TKO負けは有り)、「武尊がKO負けしたことがなくても、自分は自信を持っています。武尊が少しでも油断したら、すぐにKO負けするということを分からせてあげたい。自分が絶対に倒す」とKOを宣言した。
なお、今回の4年ぶり3度目となる日本大会は、ケージではなくリングで行われ、武尊とロッタンの試合は、3分5Rのフライ級キックボクシング“スーパーファイト”のノンタイトル戦で実施される。チャトリCEOは「勝った方がキックボクシング王座に近づく」と話しており、ONEフライ級キックボクシング王者スーパーレック・ギャットムー9(タイ)のタイトルへの挑戦が、その先に見える。
武尊がONEで宿敵ロッタンを倒すことができるのか、それともロッタンが武尊をKOしてONE王者の強さを見せるのか“もう一つの世紀の一戦”に注目が集まる。
▶次ページは、【フォト】武尊、再起戦で見せたパンチでダウンを奪うシーン
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