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【ONE】青木真也、日本大会で覚悟見せる「ベスト出せるのは、これが最後」=1.28有明

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2023/11/30(木)UP

青木は「ベストパフォーマンスを出せるのは、これが最後」と宣言した

 アジア最大規模の活動を展開している格闘技プロモーション『ONE Championship』が本日30日、都内で緊急記者会見を行い、来年1月28日(日)に東京・有明アリーナにて『ONE165 Rodtang vs. Takeru』を開催することを発表し、青木真也はセージ・ノースカット(アメリカ)とライト級MMAで対戦することが決まった。

【動画】青木真也“これぞ芸術”バックチョーク一本勝ちの瞬間

 元ONEライト級MMA世界王者の青木は、昨年11月にロシア強豪ザイード・イザガクマエフに初回KO負け、今年10月はマイキー・ムスメシと無差別級 サブミッション・グラップリングを行い一本負けを喫した。日本大会で連敗から脱出したいところだ。

一度、対戦が組まれて流れていた因縁の相手ノースカットが青木と対戦する

 対するノースカットは、空手とキックボクシングをベースに、2015年10月に期待の新星としてUFCへ初参戦。18年6月までにライト級&ウェルター級戦線で6勝2敗の好戦績を収めた。19年にONEへ参戦したが、同年5月の初戦でコズモ・アレッシャンドリの強打を浴び、わずか29秒のKO負け。顔面骨折の大怪我を負い長期戦線離脱するも、今年5月にアフメド・ムジタバからヒールホールドで一本勝ちを奪っている。

 2人は、21年には4月29日開催の『ONE on TNT IV』で試合が組まれていたが、コロナ禍の影響で流れてしまった因縁がある。

 会見に登壇した青木は、「2023年はMMAの試合ができませんでした。このまま終わるのかと思っていましたが、ベストパフォーマンスを出せる最後の機会というか、世界最高峰の舞台で、世界最高峰の相手にベストパフォーマンスを出せる最後だと思います。やり切れるように2カ月間がんばります」と、これが最後だと思わせるようなコメントを残した。

フェイスオフでは、目を合わせなかった青木

 この件について聞かれた青木は「追いつかなくなっていると。気持ちも身体も追いつかなくなっている中で、なんとかベストを保っていると思うんですけど、世界のトップのONEの舞台でベストを出せるのは、これが最後かなと思っています」と発言の真意を説明した。

 

 青木は昨年3月の秋山成勲戦以来、MMAとグラップリングを合わせて4連敗中。待ったなしの状況に立たされている。その中で今回の日本大会に出場する意味を、本人が一番自覚しているようでもあった。

 さらに青木は、「試合が決まる前から、今日から、試合までの2カ月、そして終わってからも消費されることなく、2カ月、3カ月味わってもらえるような試合をします。小説やドラマを見ていただく感覚で見ていただけると、みなさまの何かになるのではないかと思います」と戦いのストーリーを追ってほしいとアピールした。

 一方のノースカットは「日本に来ることは夢でした。兄弟でアニメも見てきたし、楽しみです。そして、レジェンドの青木選手の母国で戦うことになったので興奮しています」と青木との試合を楽しみにしている様子。

 ONEのチャトリCEOは、この試合に対して「ベテランライオンとヤングライオンの対決」と見どころを語っていたが、青木の意地が見られる試合に期待したい。

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