【海外MMA】負かした相手を殴りつけ、さらにスラムで叩きつける!「乱闘もここまできたか」批判の嵐
12月3日(日・現地時間)ロシア・モスクワで行われた『MMA Series75』では、リアネイキッドチョークで一本勝ちしたファイターが、ストップの後に相手をわざと殴打。
相手も応戦し、セコンドやスタッフ入り乱れての乱闘騒ぎとなった。
ロシアのファンたちは「また“ポップMMA”か」「安っぽい」と落胆が混じった批判の声が多く出ている、
試合はミドル級戦(3分3R)で行われ、14戦6敗のアルテム・タラソフ(33=ロシア)と、0勝1敗のエフゲニー・エルショフ(24=ロシア)という、相当な格差マッチで行われた。
タラソフは連勝中で、21年にはヒョードルの実弟アレクサンダー・エメリヤーエンコと120㎏契約でボクシングマッチ(判定負け)も行っている強者だ。
相手のエルショフは、インスタグラム登録者534万人を誇るインフルエンサーで、プロMMA戦は1戦1敗。
試合はタラソフがエルショフの打撃を全てかわし、ダブルレッグでたやすく倒す。腕十字からパウンド、最後はバックからのチョークを極めた。1R1分48秒。
エルショフがタップし、レフリーが引き離す。
しかしタラソフは、立ち上がりざまに、相手の肩をパンチ!相手も怒って立ち上がり、殴り合いに。
レフリーが止めるのも構わず、タラソフは相手を持ち上げるとスラム気味に叩きつけた!
相手陣営やスタッフがケージになだれ込み、大混戦となってしまった。
試合動画が公開されると、コメントやSNSでは「ポップMMAは、試合前の乱闘だけでは足りないんだな」「ここまできたか、安っぽく恥ずかしい」と批判や揶揄するコメントが並んだ。
“ポップMMA”とは、インフルエンサーらが出場する格闘技イベントの、ロシアでの総称だ。
ロシアでは最近、ヒョードルが「格闘技の信用を傷つける、ただの見世物だ」と批判、ロシア議員も「若者に悪影響がある」と“ポップMMA”の禁止法案を提出する動きがある。
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