【海外ムエタイ】福田海斗、志朗と対戦のブンロンに勝ったペットナムヌンと激突=12.26
タイを主戦場に活躍を続ける福田海斗(リングネーム:カイト・ウォーワンチャイ)が、12月26日(火)タイ・ランシットスタジアムにて行われるペッティンディー興行『スック ムエマンサナンムアン』メインイベントに出場、強豪ペットナムヌン・トースラット(タイ)と対戦する。
福田は11月19日、タイ・ラジャダムナンスタジアムでのギャットペット興行『スック トーナムタイギャットペット』に出場。過去に一度敗れているペットブンチョープと対戦、勝負を避け下がるペットブンチョープに手を焼き判定負けを喫した。
しかし周囲の評価は高く、その後発表されたラジャダムナンスタジアム・フェザー級ランキングでは5位から8位に後退したものの、早速試合翌日にはホームグラウンドであるペッティンディープロモーションから今回のメインイベントでの出場オファーが来ていたという。
そして、その対戦相手に指名されたのがペットナムヌン・トースラット(タイ)。タイ南部チュンポーン県出身の22歳、福田と同じくペッティンディー興行の上位選手で、現在ラジャダムナンスタジアム・スーパーバンタム級4位にランクインしている。今年10月の同スタジアムでは、明日16日のRISEで志朗(BeWELLキックボクシングジム)と対戦する「True4U」三階級王者ブンロン・ペッティンディーアカデミー(タイ)から勝利を挙げている、筋金入りの強豪選手だ。
パンチ・蹴り・ヒザ・ヒジ全ての攻撃を使いこなすオールラウンドファイターとして知られ、ファイトスタイルもフィームー(テクニシャン)やブエブー(前に出るファイター)など、相手に合わせて変幻自在の戦い方を見せる。
タイのムエタイマスコミ関係者の話では「ペットナムヌンが相手ではさすがにカイトも厳しい戦いを強いられるだろう」と予想する。しかしながら、ギャンブラーの厳しい視線が注がれる5ラウンドの本場のムエタイでは、実力伯仲がマッチメイクの基本。それだけに福田に対する評価も高いということであろう。
福田は13日に自身のSNSで「今回はいい作戦を思いついたので試合を楽しみにしていてください。TVのメインイベントなのでYouTube配信もあります。今年最後の試合になるので気合い入れて頑張ります」と意気込んでいる。
今年最後の大一番で強豪相手にしっかりと結果を残し、来年の飛躍につなげることが出来るか。
『スック ムエマンサナンムアン』
12月26日(火)タイ・ランシットスタジアム
▼メインイベント第4試合 126ポンド契約
カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/キング・ムエ/現ラジャダムナンスタジアム・フェザー級8位)
vs
ペットナムヌン・トースラット(タイ/ラジャダムナンスタジアム・スーパーバンタム級4位)
▼【動画】ペットナムヌンvsブンロンの試合映像
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