【RIZIN】朝倉海、兄・未来がYA-MANにKO負け直後「今は俺がやる」熱いメッセージの真意語る
12月31日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.45』のRIZINバンタム級タイトルマッチで王者フアン・アーチュレッタ(THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)に挑戦する朝倉海(JTT)が、イーファイトの取材に応じた。
朝倉は今回のアーチュレッタ戦で「俺の試合は勝手に面白くなる」と自信を見せた。
今月20日行われた公開練習で朝倉海は、兄・未来がYA-MANにKO負けを喫した時の心境を聞かれると「心の底から悔しいです。自分の兄なので一番」と明かし「ここは僕が、がんばる時だなと気合いが入りました」と続けた。
朝倉は兄がKO負けした直後、自身のSNSで兄と抱き合う写真を掲載して「今は俺がやる」とメッセージを書き込み、この熱いエールを見たファンが歓喜した。
この時の心境を聞くと「兄貴自身、人を喜ばせるのが好きだったり、みんなのためにという思いが意外と強いんです。視聴者の声を聞いて、応えようとしてYA-MAN戦に出たと思いますけど、準備ができていなかったり、プレッシャーもあって本来の実力を出し切れなかった。だから少し休んでもらって、体と心の疲れがあると思うので、ちょっと休憩してもいいんじゃないかなと。そういう思いから、あの言葉を書きました」と説明した。
そして朝倉は「やっぱり、ずっと兄弟で走り続けてきた背景があるんで、今は僕の番です」と覚悟を決めているともいう。
だが、今回の相手は元ベラトールバンタム級王者にして、現RIZINバンタム級王者の強豪アーチュレッタ。もちろん簡単に勝てる相手ではなく、レスリング力と無尽蔵のスタミナで寝技地獄へ引きずり込む可能性は十分にある。それでも朝倉は、「(寝技地獄の)恐怖はないです。その恐怖をかき消すくらいの練習をしていますから」と自信を見せる。
アーチュレッタに対して朝倉は記者会見で「つまらない試合」と挑発したが、逆に大会を盛り上げる自信はあるのか聞くと、「僕の試合は、自然と盛り上がるんです。勝手に面白くなる。勝手に面白くしちゃうんで、性格上。イケイケだし、相手を殺す気持ちでやっているんで」と好勝負になると断言した。
朝倉は、前回の元谷友貴戦でのヒザ蹴り、20年に扇久保博正や昇侍をKOしたサッカーボールキック、19年に堀口恭司をKOした右ストレートと殺傷能力の高い打撃が魅力のひとつ。得意の打撃がアーチュレッタに炸裂すれば、会場が盛り上がるのは間違いない。
“今は俺がやる”と決意を表明した朝倉の燃える思いが結実し、大晦日を締めることになるのか注目が集まる!
▶次ページは【フォト&動画】朝倉海、“勝手に面白くなる”一撃KOの瞬間
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