【新極真会】世界大会の解散式、”世界王者”入来建武は引退宣言、緑代表は新たな大会を発表
1月6日(土)に都内ホテルにて、昨年10月に開催された新極真会『第13回全世界空手道選手権大会』の祝勝会と日本選手団解散式が行われた。
男子組手では世界大会3度目の挑戦で今回初優勝を果たした入来建武(28)は引退を発表した。
【フォト】元ボクシング世界王者・山中慎介が来場し、正拳突きで神の左を見せる!引退を発表した8名の選手たち
入来は今後について「道場の指導に専念し、師範(父・入来武久)のサポートに回ってしっかりと全国大会でも活躍できる選手を一緒に育成していきたいと思います。」と東京城南川崎支部の発展に尽くすと宣言した。
世界大会では初戦から決勝まで全て本戦決着。前回の世界大会(2019年)では5回戦でヴァレリー・ディミトロフに敗れたが、今大会では決勝で強烈な下段廻し蹴りでダメージを与え見事リベンジを果たした。
壇上で入来はここまで育ててくれた両親に花束を渡すと「小さな頃は、僕自身、恥ずかしがり屋で泣き虫で挨拶もできないような子供の頃でしたが、2人のおかげでここまで成長して入来家の夢であった世界チャンピオンになることができました。父さん、いつも大きくて偉大な背中を見せてくれてありがとう。僕も父となった今、父さんに負けないくらいの背中を子供たちに見せ続けたいと思います」と語ると挨拶。会場から多くの拍手が送られた。
引退は組手と型あわせて8名、元全日本王者の落合光星や世界大会で華麗な組手で常にトップ選手として活躍してきた加藤大喜、加藤小也香きょうだい、亀山真、そして今回の世界大会で初開催となった型競技で優勝を果たした渡辺大士らも引退を発表した。
また、今後の空手界を背負う女子組手で優勝した鈴木未紘(18)は今年の意気込みとしてJFKO、全日本と連覇を宣言、そして今年初開催となる「チャンピオン・オブ・チャンピオンズ」も優勝できるように頑張ると語った。
この「チャンピオン・オブ・チャンピオンズ」は男女各8名の無差別級ワンナイトトーナメント。緑健児代表は壇上で今年7月21日に代々木第2体育館での開催を公式に発表した。賞金はトータル3000万円に及び、演出もプロ並みに華やかなものを構想しているという。
また、この日、選手団は日中に極真空手の創始者・大山倍達総裁が眠る護国寺で稽古始めを行い、総裁の墓前に手を合わせた。緑代表に総裁の墓前で何を想ったのか聞くと「世界大会の成功を報告と、今年はチャンピオン・オブ・チャンピオンズを初開催します、是非とも天国から見守っていてください、期待していてくださいと伝えました」と更なる躍進を誓ったと語った。
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