フランスのコンクリート廃墟で”素手MMA”大会!最後は凄惨な結末に…「正気の沙汰ではない」
1月5日(金)フランスで行われた素手・コンクリート・時間制限無しの”ベアナックルMMA”『FPVS Social Fight Club』の動画が、その過激さが話題になっている。
7日にインスタグラムで公開された映像では、雪降りすさぶコンクリートの廃墟で試合が行われ、下の選手がチョークで攻めると、上の選手がやや上体を起こし下に叩きつけた。すると下の選手の後頭部がコンクリートに打ち付け戦意喪失。あまりにも危険な瞬間だ。
フランスでは長年、格闘技のグラウンドにおける打撃攻撃が「スポーツマンシップや武道倫理に反している」「危険な性質」とされ禁止。MMA興行も放送も禁止となっていた。
16年に放送が解禁され、20年には、ようやく国内での興行も解禁となったが、アンダーグラウンドでは、他の国よりも過激な格闘技イベントが行われていた。
5日、フランス国内で行われた格闘技イベント『FPVS Fr』は、昨年10月に続いて、2回目の開催。
会場は窓も扉も無いコンクリートビルの廃墟で行われ、公式インスタグラムによるとルールは「時間制限なし、素手」。禁止事項は「後頭部への打撃、頭突き、ベルトから下への攻撃、関節技」とある。体重は、対戦カードを見ると契約体重だ。
公式は「これはクラシックMMAルール」であると主張している。
5日に行われた大会では1試合が公開され、長身の男と、スキンヘッドの男とが対決した。会場には雪が降り込んでいる。
スタンドの打撃では長身男が有利も、スキンヘッドの男がテイクダウン。長身男は危うく壁に頭をぶつけかける。スキンヘッドは殴りに行くが、長身男はなかなか殴らせない。
そして相手は下からスキンヘッドの首にチョーク。それを回避するためか、やや上体を持ち上がると床に叩きつけた!MMAではよく見かける技だが、ここはコンクリートだ。相手は結果、後頭部を打ち付け戦意喪失、スキンヘッド男が勝利した。
試合の様子がXに転載されると、コメントでは「愚かを超えている」「MMAの床が分厚いのには理由があるんだよ…」「正気の沙汰ではない、続けると誰かが死ぬ」「脳損傷か死亡を求めているのか」と、あまりにも危険な戦いに呆れ声が続出した。
現在のフランスの”MMA興行”ではプロモーターが選定されており、これが通常の興行であれば違法の可能性もある。しかし『FPVS』はSNSや配信を中心としたアンダーグラウンド興行であり、この後の動きを注視したい。
▶次のページ:【動画】これは危険!相手の頭をコンクリートに叩きつけKO!
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