【ONE】青木真也、覚悟のノースカット戦は「自分のためにやる」と強調＝1.28

2024/01/25（木）UP
（最終更新：2024/01/25 21:29）

　1月28日（日）に東京・有明アリーナで開催される『ONE165』の記者会見が、25日（木）都内にて行われ、第9試合の「ライト級 MMAワンマッチ」でセージ・ノースカット（アメリカ）と対戦する、元ONE同級世界王者の青木真也（日本/Evolve MMA）が意気込みを語った。
　会見後には公開練習が行われ、青木は寝技のシミュレーション、ノースカットはキレキレのシャドーなどを披露した。

【フォト】ノースカットの“キレキレ”シャドー、青木の寝技シミュレーション　

　青木は意気込みを求められると「自分が納得したい。自分のためにやりたい。それが伝わらなかったとしても構わない。1月28日は自分のためにやる。それだけです」とコメント。引き締まった表情で、試合へ向けての意気込みを語った。

　自分のために戦うというテーマを掲げる中、日本のファンへメッセージを求められると「僕の客だったら伝わりますから。僕は自分の客を信用していますから。僕が作りたいものを作れば、僕の客であろう人間は分かると思います。僕のためのもの。僕が納得するための試合なので」とあくまでも、自分のために戦うことを強調した。

　21年の4月29日開催の『ONE on TNT IV』でノースカットと対戦予定だったが、当時は新型コロナウイルスの影響で試合は実現せず。その後、23年にはMMAの試合が組まれなかった中、ようやく日本大会でMMA出陣となった。

　一方のノースカットは「日本で試合出来ることをワクワクしています。レジェンドである青木選手との試合は楽しみな気持ちです。青木がもしかして最後の試合になるかもしれない。もちろんチャンピオンになりたいので、大きな試合がしたい。もしかしたら最後というのは悲しいですが、私にとってはとても大きなチャンス。ここでいい試合を見せたいと思っています」と闘志を燃やした。

　記者会見後の公開練習ではノースカットが回転蹴り、ワンツーやフックなどキレキレのシャドーを披露。その後はトレーナーの持つミットにパンチを繰り出し、寝技でバックを奪った。一方の青木は打撃のアクションは少なめだったが、寝技のシミュレーションを披露していた。

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