【RIZIN】堀口恭司と朝倉海のUFC挑戦に、榊原CEOが言及!朝倉は“海外仕様”肉体改造も
3月23日(土)神戸ワールド記念ホールにて開催される『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』の追加対戦カード発表会見が、31日都内で行われた。会見後の囲み取材でRIZINの榊原信行CEOは、UFC挑戦を希望しているRIZINフライ級王者の堀口恭司とRIZINバンタム級王者の朝倉海について言及した。
堀口は、今月7日にRIZIN公式YouTubeの『榊原社長に呼び出されました』に出演し「まだ獲ったことないベルトを獲りたい」と榊原CEOに進言した経緯がある。
また朝倉は昨夏から和田良覚レフェリーのもとで“海外仕様”の肉体改造に取り組んでいたことを自身のYouTubeチャンネルで報告、SNSではUFC王座を目標にすると明らかにしていた。
【フォト】朝倉海、“海外仕様”に強化中のムキムキなマッスルボディ!
囲み取材で榊原CEOは、堀口と朝倉のUFC挑戦について意見を求められると「2人はUFCで戦ってみたいと公に言っていますからね」と認めつつ、「でも本人が戦いたいから、分かった契約するよというほど、UFCの軒先は低くないです」と簡単には事が進まないことを明かした。
その上で榊原CEOは「今回、渡米中(2月2日出国)にダナ・ホワイトに会って、直接話をしたいなと思っています」と交渉をするという。
しかし、榊原CEOは「難しいのは、タイトルホルダーとしてRIZINを主戦場に戦ってもらいたいですが、ベラトールのように1回2回の契約を売ったり買ったりすることができる関係にないのが現状です。行くとなるとベルトを返上して、いち競技者としてUFCのレギュレーションに従ってやるしかなくなります」とすべてを捨ててリセットする必要が出てくると説明。
また「そこまでやっても、UFCがとってくれない可能性もあります。僕らは一方的に契約を縛る気持ちはないですが、いきなりUFCのタイトル挑戦とはいかないと思いますし、ランカーを一人ずつ倒して結果を出していかなければいけなくなります。それでもアスリートとして挑戦したいということであれば構いませんが、そこは2人と話し合って進めていきたいと思います」と榊原CEOは最後まで話し合うつもりのようだ。
ちなみに堀口は2014年から15年に渡りUFCに参戦し、4連勝をあげてタイトルマッチに挑んだことがあるが、当時絶対王者として君臨していたデメトリアス・ジョンソンに一本負けを喫し王座獲得とはならなかった。これまでRIZIN、ベラトール、修斗の王座を獲得してきたため、残るメジャータイトルはUFCという目標を掲げている。
朝倉は今回UFCに挑戦することになれば初となるが、アウトサイダーから成り上がったファイターがUFCタイトル獲得となれば、大きな話題になることは必至だ。
夢のある2人の挑戦だが、はたしてどうなるのか。障害は残されているものの、榊原CEOの英断も含めて期待は膨らむばかりだ。
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