サウジアラビア初の女子メジャーMMAファイターが誕生、22歳ムエタイ世界女王”中東MMA”の波来るか
1月30日(火・現地時間)米国メジャーMMA団体『PFL』は、“サウジアラビア初”の女子メジャーMMAファイターと契約したと発表した。
契約したハッタン・アルサイフ(22=サウジアラビア)はアマチュアムエタイの世界金メダリストで、国内大会は総なめ、アマチュアボクシングでも優勝している。
サウジアラビアによる、ボクシングに続き、MMAスポーツ拡大の一環だと見る向きも多い。
アルサイフは10歳で孤児となり、その後鬱病を発症。しかしプロレスラーのジョン・シナのように強くなりたいと憧れ、高校の時にボクシングを始めた。
その後ムエタイに傾倒し、国際ムエタイ協会連盟世界選手権(IFMA)で2度優勝の実績を持つ。
現在はまだ、こちらも数少ないサウジアラビアの男性MMAファイターと共にMMA練習を重ねる。
アルサイフは、今年中にPFLでアマチュアMMAデビューを果たす予定だ。
アルサイフは「サウジ人女性として、初めて世界的な総合格闘技契約を結んだ責任を軽くは思っていない。志ある女性格闘家への道を切り開きたい」と語った。
中東では現在女性の社会進出が広がっており、アラブ首長国連邦のメディアでは「アルサイフは、プロ格闘技の世界で優れた成績を収めることで、限界や社会的制約に対抗する独自の方法を見つけた」と書いている。
また 近年サウジアラビアでは、昨年11月『WBCヘビー級王者タイソン・フューリーvs元UFC王者フランシス・ガヌー』など、格闘技のビッグマッチも多く企画。
PFLも昨年夏にサウジアラビアのスポーツ基金から、多額の投資を受けた。
海外格闘技メディアでは、アルサイフの躍進もMMAスポーツの拡大の一環だという見方が多い。
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