井上拓真にKO負けのアンカハス「ボディがとても効いてしまった、悔しい」
2月24日(土)東京・両国国技館にて行われた[WBA世界バンタム級(53.52kg)タイトルマッチ]では王者・井上拓真(大橋)が、元IBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に9回、ボディで44秒TKO勝利、初防衛に成功した。
アンカハスは試合後インタビューで、KOパンチの右ボディについて「自分のキャリアの中でも、初めてこんな完璧なタイミングで入った」と驚きをあらわにした。
挑戦者のアンカハスは16年から9度の防衛に成功した元IBFスーパーフライ級王者。拓真の今までの相手の中では”過去最強”と目されていた。
試合では、アンカハスが得意の飛び込みからの左、接近戦と揺さぶりをかける。しかし王者・拓真が的確に対応、顔面、ボディとヒットさせていった。
9回、アンカハスが接近戦に挑むも、拓真の右ボディに崩れ落ちる。10カウントも立ち上がれず、フィリピンに世界王座を持ち帰ることは出来なかった。
アンカハスは試合後インタビューで「全てを出し切って勝ちに行ったが、残念ながら思うよな結果にはならなかった」とコメント。
KOされた右ボディについては「1つのパンチ、このボディがとても効いてしまったというのが本当に悔しい。自分のキャリアの中でも、初めてこんな完璧なタイミングで入った。勝敗を分けたのは、あのたった1つのパンチ」と完敗を認める。
さらに「腹の中央部分に入った。はじめての経験。自分もボディを当てようと頑張っていて、それに注意をしすぎた」と攻撃に意識がいきすぎていたとする。
試合前には拓真を研究してきたと言っていたが「おそらく拓真選手も同じように私の研究をしてきたのだろう。スパーリングで準備してきたことを今日リングの中で出せていたのは良かったが、1つのパンチで流れを持っていかれた。研究していたものに比べれば、進化をしていたと感じた」と拓真が進化していたと称えた。
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