2024/03/17（日）UP
（最終更新：2024/03/17 23:51）

志朗（左）と田丸（右）が試合後インタビューに応じた

　3月17日（日）東京体育館で開催された『RISE ELDORADO 2024』の［RISE世界バンタム級（-55kg）タイトルマッチ 3分5R無制限延長R］では、志朗（王者/BeWELLキックボクシングジム）と田丸辰（挑戦者/TRY HARD GYM）が対戦するも、偶発性のバッティングにより、志朗が鼻骨を骨折。結果はノーコンテストとなった。

【フォト＆動画】バッティングの瞬間！

　試合は1R終盤、両者のパンチが交錯した際にバッティングが発生。2R開始直後、鼻血を出す志朗にドクターチェックが入り、鼻骨骨折の判断。試合続行が不可能との理由でこの試合はノーコンテストとなった。

　試合後インタビューに応じた志朗は「不完全燃焼ではありますけど、事故みたいなもんなんで誰も悪くないですし、早く治してすぐ試合したいです」とコメント。

バッティングの瞬間！

　バッティングの際に折れた感覚はあったか聞かれ「1回鼻折れたことが結構前にあって、その時の感覚と似てたんで、下手したら折れてるなっていうのは感覚的にありました」と話し、怪我の状況については「完璧には曲がってなくて自然治癒なので、1ヶ月ぐらいは普通にコンタクトスポーツはできないと思います」と説明した。

　1Rだけにはなったが、田丸と手を合わせた印象を「フェイントの掛け合いとかで、ハイレベルな攻防ができそうな予感がありました。自分のハマりそうな技とかもあったし、相手の狙ってることもわかったんで、面白い試合になるんじゃないかと思います」と手応えを感じたようだ。

　再戦に関しては「ダイレクトリマッチで良いんじゃないかと思ってます。お互いに不完全燃焼で終わっちゃいましたし、応援してくれる人たちやファンの方もそれを望んでるんじゃないかと思います」と望む姿勢を見せた。

　一方の田丸は「相手の志朗選手にもそうですし、関係者の方々にも本当に申し訳ない気持ちです」とコメント。