【RIZIN】上田幹雄、大型外国人相手にKO宣言!極真空手に+大橋ジムでパンチ強化
6月9日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催される『RIZIN.47』の直前インタビューが、7日(金)に都内会場にて行われた。[RIZIN MMAルール/5分3R/120.0kg契約]でシェミスラブ・コバルチェク(ポーランド/Koloseum Kuznia Formy Pulawy)と対戦する上田幹雄(BRAVE)が、試合前の心境を明かした。
上田は前回のスダリオ剛戦で、ヒザ蹴りを決めて最後はパウンド攻撃で仕留めKO勝ちを奪い、今回の一戦を迎える。
決戦を2日後に控えた上田は「自分よりも一回り大きい相手なので、派手なKOをして、やっぱりと上田幹雄と思わせたい」とワクワクしているという。
上田の体重105.0kg、身長187cmに対してコバルチェクは120.0kg、193cm。2人には体重15kg、身長6cmの体格差がある(RIZIN公式サイトより)。体格のハンデについて上田は「数字だけだと大きい想像をしてしまいますが、そこまで感じないのかなと。リーチ差は、身体の使い方でどうにかなりますから。明日の計量で確認すれば、大丈夫かと思います」と問題にしていない。
ただコバルチェクの印象については「意外とスピードがあって運動神経がいい印象があります。あとはパンチ主体のスタイルなので、自分が越えなければいけない選手なのかなとは思っています」と警戒心を強める。
試合展開は「1R、2Rまでに勝負が決まると思っています。経験のために3R判定までやってみたい気持ちはありますが、そこまで行かないでしょう」とKOか一本で試合が決まると予想した。
フィジカルトレーニングは週1から3、4回に増やしたといい、パワー負けしないように準備してきたことを明かした。また、以前はテイクダウンを警戒するあまり後ろに体重を乗せ過ぎていたため打撃の威力が半減していたようだが、今は「ようやく本来の立ち方ができるようになってきています。まだ半分ですけど、楽しみにしてください」とスダリオ戦で見せた“一撃”が再び炸裂する可能性は高そうだ。
だが上田は、得意の空手の蹴りだけではなく、ボクシングの大橋ジムで教わっているパンチを見せたいと意欲を見せた。上田は「ボクシングを一番練習しています。MMAに転向して3年。極真カラテに『千日をもって初心とし、万日をもって極みとする』と教えがあるんですけど、千日は約3年。いつ、それ(パンチ)が出るのかなと楽しみにしています」とパンチでのKOも示唆した。
スダリオをKOし、今回も結果を出せば、上田への期待は高まるばかりだ。2日後のRIZINで、さらに進化した上田幹雄が見られるかもしれない。
<選手データ>
上田は極真会館の元世界王者。22年4月にMMAデビューすると、昨年6月のRIZINでは関根“シュレック”秀樹に圧巻KO勝ち。昨年9月にはK-1に出場し、元K-1クルーザー級王者・K-JeeにKO勝利を収めた。前戦となる大晦日、スダリオ剛戦ではヒザ蹴りからのパウンド連打でKOし、日本人ヘビー級頂上対決を制している。
コバルチェクは、今回がRIZIN初参戦。ポーランドのMMA団体『KSW』から送り込まれる期待の新鋭だ。アマチュアMMAではポーランド王者に4度輝き、20勝(3S・2KO)2敗、ブラジリアン柔術でもADCCポーランド杯BJJ中級と100kg級で優勝の実績を持つ。プロ戦績は3戦無敗。
▶次ページは、【フォト】上田、スダリオ剛をKOした“一撃”ヒザ蹴り!
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