【訃報】元キック世界王者・長江国政氏が死去、ライバル島三雄、弟子・武田幸三ら追悼
治政館の長江国政館長(75)が、6月11日午前3時15分に永眠した。死因は肺がん。
6年ほど前より神経性の難病で歩行が困難な状況に。そして4年ほど前に肺がんが発覚。回復に向け闘病していたが、1週間前から状況が一変し、帰らぬ人となった。
【フォト】武田幸三の引退式でスピーチする長江館長、元気な姿も
長江氏は17歳から日本拳法を始め、全日本拳法選手権の個人戦に負けたことがきっかけで、21歳からキックを始めて22歳の時にプロデビュー。
全日本フェザー級王者(第3代、第5代)、WKA世界ライト級王者として、数々の強豪と名勝負を繰り広げた。現役引退後、新空手の立ち上げに参画。
その後、1984年に治政館を開設。武田幸三はじめ多くのチャンピオンを誕生させた。
長江氏の現役時代の最大のライバル島三雄(初代全日本フェザー級王者)さんに取材すると
「長江さんとは、確か現役時代に5回戦って、1勝1敗3分の五分と五分。最大のライバルで、
切っても切れない縁だった。日本拳法仕込みのパンチは早いし、切れるし、当たったら倒れると分かっていたから必死だった。体調を崩されていたのは全然知らなかった。残念の一言。ご冥福をお祈りします」
弟子の武田幸三はSNSで「人生の師匠 キックの師匠 長江先生が逝かれました 今の私の人生の土台の全てを作ってくれました 感謝しかありません」とし「生まれ変わっても 先生の弟子になりたいです」と偲んだ。
通夜は6月15日(土)18時より、告別式は翌16日9時半より、埼玉県三郷市斎場にて。
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