アマ世界王者ラジャポフ、注目のデビュー戦で「タジキスタン戦士の強さ証明する」=7.21パンクラス
7月21日に東京・立川ステージガーデンで開催される総合格闘技イベント『PANCRASE 346』第10試合の[バンタム級/5分3R]で同級6位の高城光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム)と対戦するオタベク・ラジャポフ(21=タジキスタン)が19日に都内で公開練習を行い、「タジキスタン戦士の強さを証明する」と語った。
【フォト】アマ世界王者ラジャポフ、華麗テクニック&力強い打撃!
ラジャポフは2022年と23年のIMMAF世界選手権のバンタム級覇者。18勝1敗の戦績で11連勝と勢いに乗っており、初来日のパンクラスでプロデビュー戦を迎える。
対する高城はキャリア9勝2敗の戦績で現在5連勝中。昨年11月の前戦では平田丈二に判定勝利した。
ラジャポフは公開練習で、シャドーとミット打ちを実施。シャドーでは飛びヒザ蹴りなど、華麗なテクニックを見せ、ミットでは力強い打撃で快音を響かせた。
その後の囲み取材でラジャポフは「初めて日本に訪れ、30年以上を誇る歴史あるパンクラスでプロデビューできることをとても嬉しく思います」と感謝。対戦相手の高城については「経験値の高い、とても良い選手。しかしタジキスタンの選手が別次元であることを証明したいと思う」と強い自信を見せた。
ラジャポフは柔術から格闘技をスタートし、僅か1年でMMAに転向したというファイター。試合でも打・投・極の全てのバランスがよく、無理やりフィニッシュせず、しっかりとドミネートして勝利する穴のないファイターだ。今回の高城戦でも全局面で勝負できる所は勝負し、フィニッシュしたいと語った。
また、ラジャポフは現在の練習環境を母国のタジキスタンとロシアの両国に置き、日々練習漬けの毎日を送っている。格闘技に興味を持ったのはPRIDEでのエメリヤーエンコ・ヒョードルの活躍を見てから。PRIDEの試合をたくさん観ていたので、日本にも興味を持っていたと話す。
タジキスタンは国土の約9割が山岳地でその半分が標高3,000メートル以上の高地。故に、タジキスタンファイターは、高地での生活から心肺機能が極めて高く、そして自然の厳しい環境の中、辛い訓練にも耐え抜く強い精神力を持っているという。
今回の試合で「タジキスタン人戦士の強さを証明したい」と力強く語ったラジャポフ。連勝の高城を相手にどの様な戦いを見せるのか、注目だ。
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